こくたが駆く

歴史の風格漂う”フランソア喫茶室”でしばしのコーヒータイム// 京都市職員OBの能面サークルの作品展鑑賞

P1040969   京都は、老舗の喫茶店が多くて、これも京都の魅力の一つですが、その中の一店が「フランソア喫茶室」。
   1934年の創業です。フランソアの名は、フランスの画家、ジャン=フランソワ・ミレーにちなんでいるとのこと。しばしの休憩に山中わたる京都市会議員と、三代目の立野隼夫さんを訪問(写真)。
   「こくたさんは岩手出身でしたね」と岩手産のサンフジでつくったりんごのタルト「タルトタタン」も味わいました。人気商品とのこと。よくわかります。
   2003年に国の登録有形文化財に指定されていますが、喫茶店では日本で初めてとのこと。初代の正一氏が友人のイタリア人に改築を依頼。豪華客船のキャビンをイメージしたとのことです。
   もう一つフランソアの特徴は、その歴史にある。正一氏は、思想や芸術について自由に語り合う場として設けた。氏は戦前、反ファシズムの運動を支援し、治安維持法によって検挙されている。
   藤田嗣治や数多くの文人も通ったなど、隼夫氏からあらためてお聞きした。
   国会での秘密保護法問題など、ひとしきり政治談議と相成った。
   一度、この空間と「タルトタタン」を体験されてみてはいかがでしょうか。お勧めですよ。場所は、四条通りの西木屋町下がったところにあります。

P1040981   みやこめっせで、京都市職員OBのみなさんでつくられた「能面サークル春秋会」の作品展を鑑賞。
   私が京都市会議員の時代には大いに論戦を行った皆さんです。半年ごとに一面作成し、その成果をもちよる作品展。能面のみならず、狂言面、舞楽面、伎楽面、さらに創作面もあり、表情豊かな作品と作者の顔を思い浮かべながら楽しみました。それにしても見事な腕前でした。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/12/15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/3421

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)