歴史の風格漂う”フランソア喫茶室”でしばしのコーヒータイム// 京都市職員OBの能面サークルの作品展鑑賞
京都は、老舗の喫茶店が多くて、これも京都の魅力の一つですが、その中の一店が「フランソア喫茶室」。
1934年の創業です。フランソアの名は、フランスの画家、ジャン=フランソワ・ミレーにちなんでいるとのこと。しばしの休憩に山中わたる京都市会議員と、三代目の立野隼夫さんを訪問(写真)。
「こくたさんは岩手出身でしたね」と岩手産のサンフジでつくったりんごのタルト「タルトタタン」も味わいました。人気商品とのこと。よくわかります。
2003年に国の登録有形文化財に指定されていますが、喫茶店では日本で初めてとのこと。初代の正一氏が友人のイタリア人に改築を依頼。豪華客船のキャビンをイメージしたとのことです。
もう一つフランソアの特徴は、その歴史にある。正一氏は、思想や芸術について自由に語り合う場として設けた。氏は戦前、反ファシズムの運動を支援し、治安維持法によって検挙されている。
藤田嗣治や数多くの文人も通ったなど、隼夫氏からあらためてお聞きした。
国会での秘密保護法問題など、ひとしきり政治談議と相成った。
一度、この空間と「タルトタタン」を体験されてみてはいかがでしょうか。お勧めですよ。場所は、四条通りの西木屋町下がったところにあります。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/12/15