国会・国交委理事懇談会開催。JR北海道改ざん問題について議論。閉中審査を要求。
17日、国会内で国土交通委員会理事懇談会が開催されました。
席上、国土交通省から、「JR北海道の安全問題の現状について」の報告がありました。
その中で、「12月12日、JR北海道が、本年9月19日の大沼駅の貨物列車脱線事故の現場の検査データーが事故直後に改ざんされたことを公表」の内容の報告がなされました。
脱線地点の軌道の(線路)間隔が最大値は25mmと公表したが、生データを発見し復元したら、39mmだったことが明らかになったというもの。
二重三重に、国民を欺き、安全に対する鉄道事業者の責任をないがしろにする犯罪的行為といわなければならないと指摘し、発見の経過についてもただしました。
12月2日に、現場に出向いて生データの保管を確認、7日の関係者の証言を得た、9日に社長に報告とのこと。
私は再度、確認から、社長へ報告への時間がかかりすぎているのはなぜかと質問。土日をはさんでいたとのこと。驚くべき緊張感のなさです。
私は、国会が閉会中ではあるが、国交委を開催し事態の究明を行うべきだと提案。さらに、運輸安全委員会が事故原因の調査を行っているが、その基礎データを改ざんする重大問題がおきている。最終報告でなくとも、この間の事態と原因究明の現況についてもお聞きすることがあっても良いのではないかと提起しました。
梶山弘志委員長は、「絶対にこの冬場、事故を起こさないよう万全の体制をとってほしい。何かことがあった場合、区切りがついたとき、いつでも理事懇談会を開催したい」とまとめました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/12/17