与野党国対委員長会談開催。政府与党は、通常国会24日に召集。充実した審議の保障を要求。
10日、国会内で与野党国対委員長会談が、開催されました。
自民党の佐藤勉国対委員長は、政府・与党として、今年の通常国会を、1月24日に召集したいとの考えを提示しました。会期は6月22日までの150日間です。
合わせて、自民・公明両党の国対委員長から、「丁寧な国会運営に努力したい」との表明がありました。
私は、「昨年の臨時国会開催にあたっても両党の国対委員長から『丁寧な国会運営』との表明があった。しかし、秘密保護法案の取り扱いをめぐって、国民の声を聞く姿勢に欠け、法案審議が極めて不十分であり、強行採決の連続など乱暴極まりない運営だった。『丁寧な国会運営』というなら、そのことを反省し、国民の声に耳を傾け、充実した審議、少数政党への尊重など民主的運営を行うべきだし、その保障を明確にすべきだ」と述べました。
少なからぬ党から、同様の意見が表明されました。
出席は、自民党、公明党、民主党、維新の会、みんなの党、結いの党、生活の党と日本共産党でした。社民党と新党改革は欠席しました。
国会改革の問題も議論になりました。
私は、「国会において、国民の声を反映した審議の充実こそが求められている。そして国会としての行政府に対するチェック機能を強化する方向が大事だ。首相や閣僚の国会への出席を減らすことを狙うとしたら本末転倒だ。憲法に定められている『答弁又は説明のため出席を求められたときは出席しなければならない』との規定をないがしろにするものであり、改革とは逆行で許されない。もう一点、少数政党の尊重が国会改革の方向だ」と主張しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/01/10