沖縄県議会「日台漁業取り決め」等の意見書の要請を受ける。
21日、沖縄県議会の要請を受けました。「日台漁業取り決め及び日中漁業協定の抜本的見直しを求める」全会一致の意見書に基づくものです。
県議会からは、上原章団長(公明党)をはじめ、自由民主党、社民・護憲ネット、県民ネット、日本共産党からは玉城ノブ子県議など7名、超党派の代表団でした。
日本共産党国会議員団からは、紙智子参院議員・党農民漁民局長、赤嶺政賢衆院議員と私が応対しました。
懇談の中で、代表団から、「昨年発効した日台漁業取り決めが、地元の頭越しで合意されたこと、内容も台湾側に大幅に譲歩した内容となっていること、その下で、県内漁礁者の安全操業はもとより、漁業者の生きる権利さえも奪いかねない事態になっていることがこもごも報告されました。
私は、本日付の「八重山毎日新聞」の「4月から本マグロ漁が本格化する」「地元漁船の操業確保を」と報道していることを紹介し、操業のためのルールづくりでの決定的に重要な時期に来ていることを指摘しました。日本共産党は、赤嶺議員が国会で、県民・漁民の利益を守る立場から、この理不尽な取り決めに反対の立場から4回にわたって追及してきたことなどを紹介しました。
赤嶺氏は、安倍政権の日米同盟の強化のためなら国民生活への犠牲はやむをえないという流れのなか、中台関係にくさびを打つ狙いのもと、日台連携強化するため、県内の漁業者を切り捨てたやり方を厳しく批判しました。
私は、日本共産党として要望の項目を実現するため超党派で運動していきたいと応じました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/01/21