定例記者会見、一部野党の選挙制度協議を批判。
5日、国会内で定例の記者会見を行いました。
私は、共産党と社民党を除く野党5党が衆院選挙制度に関する協議を行い、現行選挙制度を当面維持することなどを中心内容とする案をまとめ、与党との話し合いを行おうとしていることについて、「選挙制度という全党にかかわる民主主義の土俵を決める問題を一部の党だけで行うのは言語道断だ。全党の協議に戻してオープンに議論を行うべきだ」と批判しました。
私は、昨年行われた一連の話し合いの経過を次のように明らかにしました。
衆院選挙制度改革をめぐっては、昨年6月、全与野党10党の実務者協議で、「現行並立制の功罪を広く評価・検証」し、「抜本的見直しについて参院選後速やかに各党間の協議を再開する」(参考資料)と確認書を交わしたものです。
先の臨時国会で、自民党が自民、公明、民主の三党だけの選挙制度改革合意を行い、賛成する政党だけで話し合いを進めようと提案しました。12月、多くの党の反対にあい、全党合意に立ち戻って協議の再開を約束していたものでもあります。
この一連の経過からして、一部野党、それを受ける与党の側も確認に反する行為です。
ただちに、全党協議の場を設定し、確認通り議論を開始すべきです。
(参考資料)
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/02/05