こくたが駆く

消費者特委、景表法・消費者安全法案の審議。消費者相談員の雇用安定を主張

   焼死者特写真210日、消費者問題特別委員会で、景品表示法、消費者安全法改正案の審議が行われました。
   私は、まず先物取引問題について、政府の規制緩和の動きついて、森消費者担当大臣の見解をただしました。
   商品先物取引は、株式などと比べてハイリスクであり、長年にわたって多くの深刻な消費者被害が発生してきたことから、2011年の法改正で、取引を望まない消費者に電話や訪問で勧誘することを禁じた。しかし一方で、この先物勧誘の規制を緩和すべきだという動きがあり、安倍政権になって、昨年6月に閣議決定した規制改革会議実施計画で見直しを促したことで、経済産業省と農林水産省が今月5日、規制を緩和する商品先物取引法施行規則の改正案を公表し、パブリックコメントの募集まで始めた。消費者特写真全景
   この点に関し、消費者保護の観点からも重大な問題があり、きっぱりと反対の意見表明をするべきだと主張。
   森大臣は、キッパリ政府の中で協議を要求していくと答弁。

   続いて、消費税を価格に転嫁できない中小零細企業の生の実態をぶつけ、身銭をきって消費税を払うことになり、国民の暮らしも経済も破たんさせると指摘しました。

   次に、消費者相談員の雇用の実態を明らかにし改善を求めました。消費者庁の調査によると、相談員数は、3,371人、うち4%が正規職員、76%が非常勤職員、残り20%は委託となっています。相談・あっせんの効果の点でも、今回の改正案にある指定消費生活相談員の業務遂行の点でも、改善する必要があると提起。
   森大臣は、「憂慮している」と応え、交付金の活用をはじめ法改正で改善の方向を出そうとしていると述べました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/04/10

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