超党派日中議連訪中報告//「高麗の青磁・朝鮮の白磁」展、高麗美術館へ
5月4日から6日まで、超党派の日中友好議員連盟代表団が訪中しました。
4日は、北京到着後、さっそく14時から15時30分まで在中国日本大使館による日中関係全般の状況のブリーフ。
18時から、19時30分まで釣魚台国賓館にて、中日友好協会唐家璇会長との会談、その後唐氏主催の歓迎宴。
5日は、10時から11時30分まで中国人民対外友好協会李小林会長と会談。
12時から14時まで、在中国日本経済関係者(中国日本商会)意見交換会・昼食会。
16時から17時15分まで、人民大会堂において、張徳江・中国全国人民代表大会委員長(国会議長に相当)と会談。
18時過ぎから、在中国日本大使館にて、記者会見。
19時過ぎから、木寺昌人在中国日本大使と大使公邸にて夕食会。
6日は、9時から11時10分まで、中国人民対外友好協会において、中国社会科学院、中国現代国際研究員、雑誌「人民中国」総編集長ら中国日本研究専門家・学者との懇談会。
12時15分から、王秀雲中日友好協会副会長主催の昼食会とビッチリのスケジュールでした。
中国側からは一様に、中日間関係の悪化問題で、安倍首相の靖国参拝と歴史認識問題、尖閣諸島めぐる領有など厳しい対応を行いました。
団長の高村正彦日中友好議員連盟会長は、APECに合わせて、日中首脳会談を実現させたいという安倍首相の意向を伝えました。
私は、張徳江氏との会談は、団長だけが発言しましたが、それ以外の所ではすべて発言しました。
内容としては、超党派の代表で、議員など民間交流を通じて日中関係の改善に協力の立場で参加していると述べました。
その上で、靖国参拝について私たちは、靖国神社が、第二次世界大戦を「自存自衛の戦争だった」「アジア解放の戦争だった」と侵略戦争を肯定し美化することを宣伝する神社であること、これへの参拝は、侵略戦争美化の立場に身を置くものと公然と厳しく批判していること、国民の多くも批判的立場であることを強調しました。
尖閣諸島領有の件は、日本の領土であると述べ、中国側が1970年代の初頭までの70年間にわたって日本の領有に異論を述べなかったことと、日清戦争の講和条約ー下関講和条約において、略奪したのは澎湖列島であり尖閣諸島は入っていませんと中心点だけ発言しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/05/06