定例記者会見。「党首討論」についての感想を求められる。
11日、定例記者会見を行いました。
記者団から、本日開催された、安倍首相と野党党首(民主、維新、みんな)による、党首討論について、首相の発言などについて感想を求められました。
私は、以下のように答えました。
安倍首相の発言は、5月15日、安保法制懇の報告を受けての記者会見の内容と殆ど変らない。脅しとごまかしで、集団的自衛権の行使容認、すなわち海外で戦争する国づくりへ突っ走ろうとしている。
残念ながら野党であっても、集団的自衛権行使容認問題で憲法の平和主義を破壊する安倍政権の暴走に対決していく足場がないことが浮き彫りになった。
日本共産党志位和夫委員長は、憲法9条の下で、日本が攻撃を受けたとき以外で武力行使を禁じてきたことを、攻撃を受けていないのに海外で武力行使をできるようにするものであること。集団的自衛権行使を容認すれば、「武力行使はしない」「戦闘地域にはいかない」という二つの歯止めをなくしてしまうことなり、文字通り海外で戦争する国、戦地に自衛隊を送ることになると、安倍首相との論戦を通じて明らかにしてきた。
憲法改悪反対、集団的自衛権行使容認反対という多数の国民世論を背景に、憲法破壊の暴走をストップさせるために頑張りたい。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/06/11