衆院選挙制度「第三者機関」(=調査会)、伊吹議長が委員15名を報告
伊吹文明衆院議長は、国会内で与野党代表者と会談し、議長の諮問機関として設置する第三者機関「衆議院選挙制度に関する調査会」の委員15名に佐々木毅・元東京大学総長らを起用することを報告しました。
私は、第三者機関の設置そのものについて、3年に及ぶ全党参加の各党協議会実務者会議の努力を無にし、唯一全党が合意した「現行並立制の功罪を広く評価・検証する」とした確認事項に反し、国会と政党の責任を放棄するものだと、あらためて表明。
佐々木毅氏の座長就任が報じられている問題についても、「(各党協議で)小選挙区制が民意を大きく歪めることは共通認識になってきた。小選挙区制度導入の当事者でさえ政治の劣化の原因となったと反省の弁を述べている。その小選挙区制導入の旗振り役を務めた人物で、その後反省もない方だ。民意の反映が問われている下で、座長にはいかがなものか」と主張しました。
その上で、調査会が開催された折には、適宜意見を述べていくと表明しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/07/29