被爆69周年 長崎平和祈念式典に日本共産党代表として参列・献花//「長崎平和宣言」、「平和への誓い」
「被爆69周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に、日本共産党を代表して参列し、献花を行いました。
田上富久長崎市長の「長崎平和宣言」が素晴らしいものでした。
「『核兵器のない世界』の実現のために、いつまでに、何をするかについて協議できる場をまずつくり、第一歩を踏み出して」「日本政府は、核兵器の非人道性を一番理解している国として、その先頭に立ってください」と訴えました。
さらに、非核三原則の法制化と、『北東アジア非核兵器地帯構想』の検討を提案しています。
集団的自衛権の問題についても言及。「長崎は『ノーモア・ナガサキ』とともに『ノーモア・ウォー』と叫び続けてきました。日本国憲法に込められた『戦争をしない』という誓いは、被爆国日本の原点であるとともに、被爆地長崎の原点でもあります。被爆者たちが自らの体験を語ることで伝え続けてきた、その平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が」生まれていると指摘しています。
若い世代の核廃絶の取り組みを紹介し、次の世代に『核のない世界』の引き継ごうと呼びかけています。
最後に被爆70年となる来年にを『核兵器のない世界』の実現に向けて大きく前進する一年にと締めくくりました。
被爆者代表の城臺美彌子さん「平和の誓い」も、涙なしでは拝聴することが出来ませんでしたし、集団的自衛権の件の発言は、「集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です」と厳しく断じた発言は戦争を許さない憲法を守る道を説く、決意に満ちたものでした。
お二人の訴えの全文を紹介します。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/08/09