「食品の新たな機能性表示制度」についての院内学習会開催。
23日、国会内で「食品の新たな機能性表示制度をめぐっての院内学習会」が、食品安全グローバルネットワーク等の主催で行われました。
政府が日本再興戦略の中で「食の有する健康増進機能の活用」を閣議決定し、食品表示基準を新たな機能性表示という形で規制緩和しようとしています。
この会合は、専門家を招いて論点を深めようと企画されたようです。
私は一分間あいさつの中で、今年の3月25日の消費者特別委員会でこの問題をとりあげたこと。その際、機能性表示を行えば健康食品被害はなくなるのか?これを推進しているのはどこなのか?企業任せになるなどの指摘したこと、したがって反対であることを述べました。
時間の都合で、池上幸江大妻女子大学名誉教授の「欧米制度からみた日本の食品機能表示の問題」のお話しだけしか拝聴できませんでした。
ただ、いわゆる健康食品に対する安全性や有効性を担保する法的な制度や行政の対応がこれまで十分だったか?企業による安全性や有効性確保が十分行われてきたか?の結論としての問題提起は参考になりました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/10/23