棄兵・棄民の国家責任を問う―元シベリア抑留者・中国残留孤児の皆さまと相次いで懇談
16日の日曜日、東大阪市議選の応援の後、京都に戻ってから元シベリア抑留者でつくる
「棄兵・棄民政策による国家賠償をかち取る会」が主催する「シベリア抑留展」(9月20日まで、京都市下京区”ひと・まち交流館”
午前9時から午後5時まで、20日は午後4時まで)を見学した。
今回の展示の目玉は、
いよいよ今年12月にも国家賠償訴訟にふみ出すべく10月に弁護団結成の発表を行うというスケジュールを発表したことだ。
代表の林明治さん(82歳)は「旧大日本帝国軍幹部が私たちを『いけにえ』にして逃げる方針を決めて実行した。 政府はいまだにそのことを謝罪していない。憲法9条が改悪されようとしているなか、国として私たちに改めて謝罪・賠償することは、 日本が再び戦争しないと決意するという大きな意義を持つ」と語っておられた、その心意気や良し!
17日は敬老の日にちなんだ諸活動の後、党・京都府委員会事務所において、
中国「残留」孤児国賠訴訟・京都原告団代表の奥山イク子さんと懇談。「残留孤児の皆さんが、
今現在どんなことで困っておられるのか」「来年度予算化される予定の中国残留孤児への生活支援策がどうなるのか」
などについて事情をお聞きした。
奥山さんからは、訴訟の経過や原告みなさんの現在の心境、今後の生活についての不安、特に『残留孤児の共同のお墓が欲しい』
という要望などが出された。
私からは「残留孤児の皆さんの訴え・努力が実を結び、政府・厚生労働省を動かしたことに、わたし達もおおいに励まされる思いだ。
これからも引き続き要求実現のためにとり組みを続けていきたい」と述べた。
奥山さん自身をはじめ原告の多くが伏見区に住んでいることもあり、小選挙区3区候補の石村かず子さんもご一緒でした。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/09/19