最後の守り手、ゴールキーパーの役割-国民救援会京都府本部大会で挨拶
読者のみなさんは「国民救援会」という団体をご存知だろうか?
「選挙弾圧・刑事弾圧事件」や「警察など権力による人権侵害」「職場での不当解雇、不当差別・配転」はては 「えん罪事件の裁判闘争支援」など、権力による弾圧から国民を守り、国民に開かれた司法制度や、 警察制度の民主的改革を求める運動などを行っている団体だ。
残念ながら、日本の警察組織は日本共産党や民主的な労働組合など、現在の政府が行うことに批判的な勢力を監視し、
時には圧力を加えることをその任務の一つとしている。
選挙のさいのビラまきやポスター張りなど、些細なことで不当な逮捕を行うこともあるのだ。
そういう事態に遭遇したときの強い味方が国民救援会だ。
今日は、その国民救援会京都府本部の定期大会。私も日本共産党を代表してご挨拶し「皆さんが、民主主義を守る最後の砦、 ゴールキーパーの役割を果たしておられるから、私たちも安心して選挙闘争をたたかえます」と、感謝を述べた
国民救援会の大会のあとは、同志社大学で開催されていた 「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会in京都」の懇談会に参加。
最近、EUを中心に広がっている”LRT”=新型の軽量軌道交通、特に都市内や近郊での運行を行う低床の路面電車の導入によって、 自動車の排ガスによるCO2増加など環境破壊や都心の交通問題を解決出来るのではないかと注目が集まっている。
私も国土交通委員として、国会でこのLRTの導入について何度か質問をしたことがある。国土交通省も基本的には推進の立場で、 援助策を講じている(充分・不充分の問題はあるのだが、、、)
懇談会では「LRT議員連盟」のメンバーの一員として、乾杯前にご挨拶。
「今日は着ていませんが、実は私は年間40回以上着物を着ます。着物で乗り物に乗るときに、
低床の乗り物というのは裾が地面に擦らないので実に乗りやすいのです。着物の似合う町・京都にふさわしい乗り物として、
またCO2削減の京都議定書の都市にふさわしい乗り物として、LRTの実現に向けて皆さんと力をあわせたい」「もう一方で、
街づくりの観点からも環境問題の観点からも、これに真っ向から対立する『市内乗り入れ高速道路』が計画されてもいる。
こういうものにはキッパリ反対の立場だ」とご挨拶した。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/09/22