教育の受益者は社会全体、私学助成増額は当然の要求
本日夕方「京都・私学助成をすすめる会」のみなさまと、 京都府委員会にて懇談をおこなった。
私立高校の教員の方と保護者の方がこられたのだが、まずはじめに私からは
「そもそも日本は教育費に対する国の支出がGDP比で諸外国に比べて最低水準という問題がある。
教育を受益者負担という考えで父母に負担をさせるというのが間違いで、公立であれ、私立であれ、教育の受益は社会全体に還元されるもので、
国が支えるのが当然」と述べた。
参加された皆さんからは「子供の希望に応えたいという思いで入学させたが、パートタイムの少ない収入に対して、
授業料は毎年必ず値上がりする、かなり大変な負担だ」「現場の教師の数が授業を回すのにかなりカツカツの状態で、休暇もとりづらい」
という切実な声や「これまでは、私学助成の増額を求める運動といえば、教師や保護者の大人ばかりだったが、
最近は高校生自身も積極的に参加するようになっている」という元気の出るお話をうかがった。
11月11日に行われる私学フェスティバルへ「ぜひに」のお誘いを受けた。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/10/27