高知県知事選挙の応援
<昨日の続き>
高知知事選挙で国松勝さん、昨日告示された高知市長選挙で谷崎治之さんの日本共産党推薦の候補者の応援に駆けつけ、
高知市内の日曜市で訴えた。
国政における大連立が、この高知では知事選挙、市長選挙とも、相手方は四党相乗り・大連合で臨んで来ていることをまず触れ、
「今日付けの高知新聞では
『二大政党がともに国民の期待や負託に応えられない漂流政党であることがここ数ヵ月で判明した』
と厳しい批判の声が寄せられている」と切り出した。
自民、 民主による大連立の動きは何を狙ったのか?何が残ったのか。自衛隊の海外派兵の恒久法では一致した。これは、 米国が行なう戦争に、 自衛隊を海外に送り武力行使を行なう憲法違反の恒久法の危険は残ったこと。
もう一つ、 消費税の値上げを狙っていること。大連立を応援する読売新聞は、「大連立で消費税値上げ」を社説で論じている。テレ朝・ 報道ステーションでもそこに狙いがあることが報じられた。消費税大増税の急先鋒で仕掛け人の日本経団連は連立歓迎を表明。
いよいよ鮮明に。昨日、 自民党財政改革研・与謝野氏は、「消費税のアップ」「苦い薬のこともいっぱい書いている」と講演。 今までどれほど苦い薬を国民は飲まされ続けたか?さらに続いて「ワリカンを増やしていただく」と述べた。
冗談やない!大企業には優遇で減税、 庶民には大増税で何が“割り勘”や!
「大連立」は、 平和と国民の暮らしを破壊するものだ。
高知新聞の世論調査では 「消費税引き上げなど負担増反対」が約七割を占めている。
国民の声に背く「大連立」ではなく、 参院で示した民意を、今度の知事選、市長選で示そう!と訴えた。
1、知事選挙の争点は何か? 県民に開かれた県政の改革を前進させるのか、 それとも国言いなり利権・しがらみの古い県政の復活か。
逆戻りを許してはならない。橋本知事は「ここ数ヵ月議会との関係を改善しようと努力したが『働きかけ』を相当具体的に言ってくる。 そういう体質が未だに整理できていない」と県政の問題点を指摘している。このような現状のもとで、利権としがらみに毅然とできない人では、 県政はゆがめられる。利権としがらみを断つことのできる国松さんでつくろう。
※相乗り、オール与党=大連立の 高知市では、 ムダなハコモノ・大型公共事業。国保料の連続値上げ、就学援助制度の後退。同和継続で空前の財政危機に陥っている。
京都での同和行政の歪み。逮捕、麻薬漬け、服喪休暇=忌引きを、五年間で十二回などまともな行政とはいえなくなっている。 こういうことからも、県政でゆがみをただしたことがどれほど重要か一目瞭然だ。
2、橋本県政の前進面を伸ばして、県民が主人公の県政を。市政の刷新を!
①県政の前進をつくってきた力は何か?
知事自身の姿勢と努力、幅広い県民の運動、日本共産党などの議会での論戦だ。 自民党などが当初子どもの医療費無料化や三〇人学級に反対するもとで一歩いっぽ前進させてきた。
②更なる前進を!
③知事選挙でも市長選挙でも四党相乗りと「大連立」に対してまず高知から「ノー」の審判を
知事も「参院選後の最初の知事選挙が相乗りになるのは疑問、相乗りに県民も違和感持つのでは」と批判の声を上げている。
④県民・市民の立場に立って政治を変える流れが、日本共産党と無党派との共同にある。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/11/19