サンデープロジェクト裏話?
本日のサンデープロジェクトで、議論できなかったのが、「防衛省疑惑」問題だった。
実は担当ディレクターは、「防衛省疑惑の行方」についても議論することを予定していたのだが時間の都合でできずじまい。
ただ私に言わせれば、議論予定の項目が多すぎるように思うのだが。
フリップを用意した。一枚は左面に「社団法人『日米平和・文化交流協会」、右面にこの『交流協会』と軍事商社・山田洋行が、
福岡県苅田港での毒ガス処理事業に絡んで、一億円の裏金が流れたとされる点と、下請け発注の水増し疑惑の件を示すもの。
この資料は、大門実紀史参院議員の追及の成果を戴いたもの。
もう一枚は、(社)日米平和・文化交流協会の主な会員企業等の受注金額、天下り、
献金の一覧表である。ここには山田洋行も当然入っているが、三菱重工や川崎重工等名だたる軍需企業が名を連ねているのだ。政・軍・
財癒着のトライアングルを示す図である。
これは、井上参院議員が、外交防衛委員会で提出したもの。
せっかくの協力の成果を生かしきれず残念。
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| Update: 2007/12/23
コメント
防衛利権の構図を見るとこれはゼネコンのそれをも上回る様な巨大な軍需産業と政界と防衛省(庁)が一体となって、国民の税金を無駄遣いしてきた有様が見て取れます。いったい防衛庁の装備品の予算はどれだけ水増しされてきたのでしょう?腹立たしいとはこのことです。残念!テレビで論戦してもらいたかったですね。アメリカにただで給油するくらいなら値上げの連続で生活苦しい国民にこそただで給油をすべきです。引き続き、「9の日行動」でも新春宣伝行動でも訴え、新テロ特措法は必ず廃案に追い込みましょう。番組途中で薬害肝炎の「議員立法」のテロップが流れましたが、これも国民の大きな注目が集まっています。わたしも親戚に患者がいるので無関心ではおれません。政府の責任を明らかにし、患者の全員救済・医療費の負担がなくなるように法律の一日も早い成立を願うのみです。
投稿者: 前原正一 | 2007年12月25日 00:06
前原さん。いつもありがとうございます。
ほんまにヒドイですやろ。装備費だけでも毎年2兆円計上しているのですから。そのうち10%以上の水増しとすると2000億円。気が遠くなりますよね。
ここにメスを入れねば国の財政が成り立ちませんよね。その上、アメリカへの「思いやり予算」「グアム移転費」冗談やない。
国民への思いやりを!掃討作戦で罪なき人々を殺傷する給油ではなく、国民の生活を支える給油を!
薬害肝炎は、何よりも国と製薬企業の責任を明確にし、そのうえで原告や被害者の方々がのぞむ全員一律救済の実現のために頑張ります。
投稿者: 恵二 | 2007年12月26日 00:04