こくたが駆く

薬害肝炎 国の責任明記した立法化へ全力

PC270097  昨27日、薬害肝炎原告団・弁護団の皆さんと国会内で懇談。 被害者救済に関して進み始めた議員立法について懇談しました。今回は20日に行われた懇談は、 厚労大臣が一律救済を拒否する政治決断を発表した直後で、怒りと悲しみ、闘いの新たな共同の決意をしたものでした。

 今回は原告から「うれし涙もこぼれます」との表明もありました。全国原告代表の山口美智子さんから、 「国は和解協議において薬務行政の問題を、お金の問題にして、被害者の命を切り捨てたので、決裂になりました。 福田総理が政治決断をされなければいけなかったと思います」と述べた上で、「議員立法で、 これまで私たちが求めてきたことが盛り込まれなければなりません」「責任問題では、ひき逃げにたとえれば、逃げたことの責任は認めても、 ひいたことは認めないようなことがあってはならないと思う。そこをはっきりと議員立法に盛り込んでいただき、 もう二度と薬害を繰り返さない約束をしてほしい」と訴えられた。

 日本共産党の志位委員長は、原告団に「皆さんの命がけの運動が事態を動かし、福田総理に一律全員救済と言わしめた。 皆さん頑張りに敬意を申し上げたい」とねぎらいました。さらに「議員立法では、皆さん方の要望がかなえられ納得いくものにするために頑張る。 国に薬害を発生させ、拡大した責任があることを明記させるために力をつくす」と述べました。

 懇談には、原告団の山口美智子さん、山田妙子さん、浅倉美津子さん、弁護団からは山西美明、西原和彦両弁護士が参加しました。
 日本共産党から、志位委員長、小池政策委員長、仁比参院議員と私が参加しました。

 

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/12/28

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