こくたが駆く

CSテレビ「朝日ニューススター」の「各党はいま」で語る

DSCN9067  日本共産党本部で収録。インタビュアーは朝日新聞論説委員の梶本章さん。
 福田首相の施政方針演説についての感想、通常国会の対応、道路特定財源問題などのインタビューに答えました。

 「通常国会にどう臨むか」については、「①解散・総選挙含みで情勢が展開すること ②国民の力で政治が動く状況が生まれている下で、 国民の切実な要求を掲げて、その実現のために頑張る ③要求を実現していく上で、自民党の政治の根本をどう変えていくのかが問われる。 自民党政治に代わる新しい方向を提起しながら闘っていきたい」と述べた。  

道路特定財源の暫定税率の問題については、①道路特定財源の一般財源化。この考え方は小泉首相も含め全会派の意見であったこと。  ②ムダな道路をつくり続ける財源である暫定税率の廃止。 ③今後10年間で59兆円使う「道路中期計画」の撤回。  ④二酸化炭素の排出量を考慮した環境税の導入――以上四つの改革を一体のものとして進めていく。

 

DSCN9074環境税に話が及んだら、梶本さんから 「大企業から税金を取るという日本共産党らしさがなくなるのでは」 との発言があった。環境税を創設する際にも基本的には、 二酸化炭素排出量の8割を占める広い意味での産業界への負担については考える必要があることも述べた。
 同時に一貫して、資本金10億円以上の大企業に大まけの税制をあらためることは重要だと、グラフも示して強調した。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/01/22

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コメント

「炭素(環境)税」
最終的には、価格への転嫁で消費者が負担することになります。(一次使用が産業界であっても、売れない商品を生産する企業は存在しえない)
価格転嫁によって、「使い捨て」より「再使用」のほうが安くなるとか、マイカーより公共交通機関だ、とかいうことになれば、温室効果ガス削減に役に立つと思います。

ただ、毎回の「タバコの値上げ」のように、最初は負担で買い控えても、「慣れ」によって、「面倒だから使い捨て」というようなことだと、結局は「金ですむ」人たちの意識は変わらない。(指定ごみ袋の有料化でごみが減らない自治体というのはそういう意識)
※タバコを吸う人たちの多くは「いっぱい税金を払って国に貢献してるやんか」という屁理屈をこねる。

「国民の同意を得て導入」の「同意」というのが、どのへんの同意になるのか、今後の具体化(国政選挙の争点のはず)に期待します。

メールありがとうございます。
 おっしゃるとおりの側面があります。ただ二酸化炭素、温暖化ガスを発生する発生責任を明確にした環境税という考え方で臨みたいと思うのです。
 欧州各国の例なども学びながら、国民的議論を起こす必要があります。意識という点はその運動を通じてまた形成されるのではないでしょうか。
 もちろん国民一人一人が努力し、ユーザーへの負担=環境に対するコストを払ってもらうことも必要です。
 選挙でもキチンと論議することも一つですよね。

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