こくたが駆く

原爆症認定問題 一日も早い解決を 被爆者の皆さんと懇談

DSC_0348   11日、原爆症認定問題の一日も早い解決を求めて、 被爆者の皆さんが緊急の要請。日本共産党から志位和夫委員長、小池晃政策委員長(党被爆者問題対策委員会責任者)、 塩川鉄也衆院議員、井上哲士、紙智子、山下よしき、仁比聡平の各参院議員と私が出席し、お話をうかがった。

日本原水爆被害者団体協議会の、「原爆症認定問題早期解決に当たっての要請書」の第一の要望は、 「原爆症の認定基準の策定に当たっては、これまでの審査の方針の誤りが各方面から厳しく批判されたことの反省に立って、 被爆者救済に大きく方針を転換した旨の『理念』を明確にすること」である。

 懇談の中で、「核の被害が60年以上にわたって続いている。このことは政府が核の被害を認める姿勢がないことを示している」 「どれほど心の悩みを抱えて生きてきたか、いま被爆2世、3世との問題でもどれだけ苦しみを味わってきたか」との憤りの発言が相次いだ。

そして、被爆者の高齢化が進み、裁判の途中で43名の原告が亡くなられていることも紹介された。一日も早く解決しなければならない。 ともに力を尽くすことをお約束した。

 午後には、日本軍が中国に遺棄した化学兵器による被害の補償を求める弁護団と被害を受けた当事者3名が来訪され、 被害救済の要請を受けた。被害者の方は、被害を受けて以来、大変な苦しみが続いていると訴えられた。これまでも要請を受け、 党として取り組んできたことを紹介し、ひきつづき解決へ向けご一緒に奮闘することをお誓いした。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/03/11

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