道路特定財源の「議長あっせん」にもとづく打開を!河野議長のもとで6党幹事長・書記局長会談
今日午前、河野洋平衆院議長は、ガソリン税の暫定税率延長の扱い巡り、与野党対立を打開するために野党4党の幹事長・ 書記局長会談を呼びかけた。日本共産党の市田書記局長は応じたが(私も同席)、民主、社民、国民新党の幹事長は、 日程上の都合を理由に欠席した。
午後に、河野議長は、与野党幹事長・書記局長に呼びかけ会談をおこなった。
河野議長は、両院議長あっせんにもとづいて、道路特定財源にかかわる税制関連法案の対立の打開を要請。「このままの事態が推移すると、
国会自体が不信感をもって見られる。あっせんに署名したみなさんが責任をもって協議を行ってほしい」との提起があり、与野党の幹事長・
書記局長は明日に与野党国会対策委員長会談を開催して打開を図ることに合意した。
午前の会談で、河野議長は、「税制関連法案が参院で3週間も審議入りしていないことは、国民から見て異常なこと」と述べた。
これに対して、市田書記長は、「同感です」と述べた上で、
「衆院段階での審議が不十分なまま予算と歳入関連法案の採決が強行されたことに我々は批判していますが、
それなら参院での徹底審議こそ大事です。財政金融、総務、国土交通の関係委員会を直ちに開催し審議入りすべきです」と発言した。
道路特定財源めぐる自民党と公明党の修正案について、メディアから質問を受けた。
私は「今日まで、参院で審議されていないのに、その歳入法案の年度内成立を前提にしている。
これを飲んで初めて道路特定財源の一般財源化や道路中期計画を見直すというもので、認められない。
道路中期計画の必要な道路整備は着実におこなうという文言まで道路族の要望をしっかり組み込むなど論外だ」と述べた。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/03/24