こくたが駆く

場外舟券売場 地元合意三要件が復活 国交省が改定通知 

 国土交通省は、3月28日、場外舟券売場の「地元合意3要件」を復活させる改定通達を出したと私に報告した。

 新たな通達では、 2月15日に出した通達を撤回した。

 2月の通達では、 4月1日から「地元合意3要件」のうち「議会の反対決議がないこと」を削って2要件にするとしていたが、私が「大臣答弁と違う」と撤回を求め、国交省も「大臣に報告した結果、撤回する」と表明していた。http://www.kokuta-keiji.jp/cat1/post_553.html

 4月1日から改悪が施行される前に、住民の運動と結んで追及し、撤回通達を出させたことは画期的な成果だ。ひきつづき、3要件に加え、住民の意見を十分に反映させる基準改定を求めていきたい。

 なお、 3月13日の私の質問主意書に対する政府答弁書が21日に届いた。(全文は衆議院HP「質問答弁」参照。質問番号172) http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_shitsumon.htm

 答弁書の内容は、 3要件を2要件に変えても問題ないと考えたが、“住民合意のない場外発売場の設置を促進する”との誤解を受けることがないよう「ご指摘の点も踏まえた方向で検討する」というもの。私が求めた運用基準の改善については、「(現行手続きで)住民の意見は十分に反映されている」と拒否している。

 要件緩和を撤回しながら、 「問題ない」と強弁する国交省の姿勢には、あきれるばかりだ。現状で住民の意見が反映されているというのも全く事実と違うし、大臣の認識・答弁とも違う。ひきつづき追及していく。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/04/01

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