こくたが駆く

読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」生出演

080503読売テレビ2  本日、朝8時より読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」に生出演した。
 私以外のゲスト出演者は、塩川正十郎(元財務相) 、山本一太(自民党・参議院議員) 、福山哲郎(民主党・政調会長代理)、江川紹子(ジャーナリスト)の各氏。

 みなさん見てくれはりましたやろか?

 今回の番組のテーマは、ガソリン暫定税率復活問題と、後期高齢者医療制度。

 福田首相が「道路特定財源は2009年から一般財源化」と明言しながら、今後10年間ガソリンなどの税収を道路整備に充てる「道路整備財源」特例法を何の修正もしないまま再議決しようとしているという矛盾に焦点を絞った討論となった。

080503読売テレビ2  私は「2兆6千億円の大増税になる。くらしに打撃を与える大問題だ」 「福田首相は庶民の暮らしの現実がわかっていない」と批判。さらに「来年度から一般財源化といいながら、 今後10年間にわたって道路に使い続ける法律を通す。こういう矛盾を平気でやるのだからどうしようもないと思いません?」 と問うと、自民党・山本一太議員も「矛盾する状況になる」と認めざるを得なかった。

 また、山本氏が「今の状況では、自民党と民主党の協議ができない」と言い訳したのに対し「私は与野党協議に出ていたが、 与党の側から修正案を提案したことは一度もなかった」と事実を示して反論。「法案を通さないと、地方にお金が流れない」(山本氏) という発言には「予算はもう決まっているのだから、地方から要望があった分だけ渡せば問題ない」と述べて、 再議決強行の理由にはならないことを指摘した。

 後期高齢者医療制度の問題では、4月17日の産経新聞に載った、塩川正十郎氏のエッセイを紹介するところから討論がスタート。
 「昭和21年の復員後から、60余年、86歳の今日まで、無我夢中で働き、懸命に人生を歩んできたつもりだ。しかし、その紙切れは、 私の人生を否定するものでしかなかった。」紙切れとはもちろん「後期高齢者医療制度」の通知だ。エッセイの最後は 「今回の医療制度は財政上の都合ばかり優先され人間味が欠けている。国がちゃんと仕事すれば若者も老人ももっと元気になる。」 と締めくくられている。

 私も「年齢で区切って別制度にするという差別的な制度だ」という事を中心に、議論を行なったのだが、、、
 それにしても元自民党の閣僚経験者ですら「人間味が欠ける」と批判するほどの悪法。こんな制度は早く無くすしかないとさらに確信した。

 番組を見ておられた方は、番組は9時25分までなのに、政治討論コーナーが終わった8時55分頃、私だけ一足早くに退席したのがわかったかと思います。
 理由は毎年恒例となっている滋賀県での「憲法記念日・街頭演説」に参加するためだったのですが、、、その話は明日の日記に書きます。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/05/03

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コメント

塩川さんの産経記事をしんぶん赤旗が紹介した件、穀田さんと塩川さんのやり取り面白かったです。共産党、正しいこというだけでなく、どこかユーモアがあれば、もっと支持者が増えると思います。

 放映前の談笑では、かつて私が塩川大臣のテレビにおける「官房機密費発言」を追及したとき、「忘れた」と答弁したことが話題になったのですがね!
 それなど、「素材」にすれば良かったかも?
 あまりしゃちこばらずにやったつもりだったのですが。これからも工夫します。

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