こくたが駆く

ダム建設の強行やめ、流域委員会の意見を尊重せよ

080611こくた

 今日の衆議院国土交通委員会において、大戸川(大津市)など4ダム整備を強行しようとしている河川整備計画原案の見直し・ 再提出を求め、「ダムありき」の姿勢からの転換を政府に迫った。

 淀川水系のダムをめぐっては、国土交通省近畿地方整備局の諮問機関である淀川水系流域委員会が、 ダム建設を河川整備計画に位置づけるのは「適切でない」と結論づける意見書を4月22日に提出している。

 私は、冬柴・国土交通大臣に「97年改正の河川法で住民参加や環境重視を位置づけ、それに基づき流域委員会が設置された。 流域委員会の意見を尊重せよ」と要求した。

080611冬柴 大臣は「意見書にはダムが必要だという異論も記述されている」などとのべ、 少数意見を根拠にダムに固執する姿勢を示した。

 私は「流域委員会が『ダムの必要性を十分説明していない』と指摘しているのに『ダムが必要だ』 と繰り返すだけではダム優先と受け止めるしかない」と指摘し、経済的に不利として05年7月に凍結した大戸川ダムを復活させたことは 「ダムありきの姿勢だ」ときびしく批判した。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/06/11

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