原油価格高騰はこれから大問題になる-国会報告・原油高騰問題懇談会を開催
本日夕方、日本共産党京都国政事務所と、京都府会議員団・市会議員団が共催で『国会報告・ 原油高騰問題懇談会』を開催、今週の月曜日から呼びかけ始めた緊急の集まりにもかかわらず、 用意した資料が足りなくなるほど予想以上に多数の参加者があった。
はじめに、私から先週閉会したばかりの169通常国会で、福田内閣の評価や、 首相問責決議案に対してとった態度と民主党に対する評価、そして雇用問題や道路特定財源の問題など、 国民の声で国政を動かしてきたこの間の情勢とその中で日本共産党議員団が果たしてきた役割について報告を行い、その後、 京都市会議員団を代表して井坂博文・市会議員、京都府会議員団を代表して原田完・府会議員が、 それぞれこの間の議会の中で原油高騰問題で行ってきた論戦と勝ち取った成果、現場を歩いてつかんできた実態についての報告を行った。
続いて、参加者から原油価格高騰とそれに伴う、食料・原材料の値上がりの影響についての報告や「そもそも、 なぜこれだけ原油価格が高騰するのか?」などの質問が出され、意見交換を行った。
私は「昨年12月4日に日本共産党国会議員団が緊急に行った「原油高騰問題での緊急措置と抜本対策申入れ」 の申し入れ文書に書いてある要求項目のなかで『異常な原油・石油価格高騰を沈静化、抑制するため、ヘッジファンド、コモディティ・ ファンドなど国際的な投機マネーを規制する国際的協調を実現するために、あらゆる方策を検討すること』という部分や『大手商社・大手荷主・ 元請け親企業などの大企業に対して、原材料費・燃料費の上昇分を中小・下請業者、物流業者などに一方的に押しつけないよう強力に指導する』 よう求めた部分などが、今日でも、本当に重要だ」と指摘し「日本ではこの10年来、物価の上昇というものをほとんど経験していない。 この問題は、これから消費者・国民の生活を守る問題としてますます重要な大問題になる」と、 この問題で政治が役割を果たすことの重要性を強調した。
| コメント (0) | トラックバック (2) | Update: 2008/06/26