こくたが駆く

国会議事堂前庭の「北山台杉」の手入れ

 国会議事堂の前庭には、各都道府県の”木”が植えてあります。衆議院と参議院の両方にあります。
 京都の木は「北山台杉」です。この木だけは一年半から二年の間に手入れに来ておられます。
 通常は、各院で業者を入れて手入れを行なっているのだそうです。
 いつものように、藤田利幸さん(藤田林業代表)がボランティアで剪定作業を行なうのです。北山杉剪定前        

 剪定前はこのように、繁っている感じが分かりますか?

 てっぺんの枝の剪定の祭は、枝がしなってほんまに大丈夫かなと思うくらいです。
 藤田さんは慣れたもので顔色一つ変えずさっさと刈っていきます。北山台杉剪定後

 北山台杉を、大事に大事にしておられ、いつも言うことだが、我が子と同じように慈しんでいることがよーく理解できます。         

 右の写真は、晴れて剪定後の美しい北山台杉です。

 今回の剪定作業の中で一つ分かったことがあります。                                    

 この北山台杉の表示にたまたま話がいって、名札に京都府「北山杉」(あしおすぎ)と記していることに気がつきました。
北山杉剪定藤田利幸さんと

 私は、「『あしお』というのは、どういう字を書くの。どこの産ということになるの?」と林務関係者に尋ねました。

 「あしお」でなくて「あしう」=芦生であること。北山杉というよりは、「北山台杉」の方が正確だねということになったのです。 「台杉仕立て」と「丸太仕立て」とあるわけだからね!
 いままでも何度か写真を撮っているので気が付きそうなものだが。
 発見しただけ許してください。

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/07/01

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