7月6日・京都1区大演説会での演説(大要-その2)
昨日に続き、7月6日にみやこめっせで開催された、京都1区・大演説会で、私が訴えをおこなった演説原稿(大要)の後半部分を掲載します。
二、日本共産党の躍進で政治を大きく前に進めよう
1、阪神・淡路大震災から十三年目。被災者生活再建支援法の成立
いま、私どもは、昨年の参院選挙を経て、政治が大きく変わろうとしていることを目の当たりにしています。
阪神淡路大震災から十三年目を迎えました。ねじれ国会と言われますが、最初に成立した法律は「被災者生活再建支援法」だった。私は、一九九五年一月2二十六日、被災から九日後の予算委員会で「住民の生活再建なくして新の復興はあり得ない」と質問。「住宅の再建なくしてありえない」。住宅再建のための公的支援、個人補償制度をつくろうと呼びかけました。村山総理、武村大蔵大臣は、日本は資本主義社会、私有財産を形成することに資するようなことに税金を使うことはできない。こう言ったものでした。
しかし小田実さんをはじめとした市民運動、日本共産党の連続した国会での論戦、各被災地における取り組み、全国の生活協同組合をはじめとする署名運動。これらをしてこの厚い壁を打ち破ったんです。 それが二〇〇七年の十一月十九日です。 この日を期して、もしかすると資本主義社会ではなくなったとは言えないですが、それほどの大きな壁を打ち破った。新しい政治の変化の動きをみて撮ることができる。
この流れを大きく前に前進させ、政治を国民の手に取り戻すために奮闘したいと思います。
2、日本共産党の躍進で政治をもっと前向きに変えよう
いま福田首相は、消費税増税について「決断の時」としています。極めて重大な問題です。
貧困と格差が、これだけ大問題になって、負担増と物価高が国民生活を直撃しているときに、いいかげんにせぇ、ふざけるな、と私は言いたいと思います。
消費税が強い逆進性を持って、一番福祉に逆行する税金であること、社会福祉の向上には使われなかった事実を明らかにしていこうではありませんか。
福田さんは『国民世論がどう反応するか考えている』と述べています。一生懸命考えている、と。
だったら皆さん、国民の世論は消費税の増税はノーだ!と、そのことを京都1区のたたかいで示そうではありませんか。
財源はあります。負担は上がりっぱなしで、庶民には大増税。資本金十億円以上の大企業は、バブルの時代に比べれば二倍も設けていながら、払っている税金は当時よりも少ない。こんなさかさまな政治をただせば十分に財源はある。
軍事費を削ればいい。アメリカへの「思いやり予算」を削ろうじゃないか、十分な財源はあると主張しているのが日本共産党です。
臨時国会で後期高齢者医療制度を廃止法案を実らせる大運動を起こそうじゃありませんか。
今日の原油高、穀物高にともなって、漁業、畜産、農業中小企業が大きな打撃を受け、なおかつ物価値上げで国民の生活が本当に大変になったいるなか打開することが極めて大切だと考えています。
原因は何か、国際的投機マネーにある。国際的投機マネーを規制すること、第二に、直接打撃を受けている業種への支援を求め、直接補償で、価格、下げること、減税措置を求めていきたい。第三に、元売り各社や商社に利益を還元することを求めていきたい。
日本共産党は当面、資本主義の枠内での改革を求めています。当面するたたかいで頑張りますが、どの問題をたたかうにあたっても、根っこにアメリカ言いなり、財界・大企業べったりの政治が立ちふさがっています。
そのことと闘えるただひとつの党、日本共産党です。
もうけ第一主義を野放しにする政治はあきません、ルールなき資本主義をただす必要がある、そのことを訴えているのが日本共産党です。
3、日本の夜明けは京都から、この一区から
今日は京都1区が主催をした演説会。比例で京都で第一党を実現しようじゃありませんか。
志位委員長がわざわざ応援に来ていただいたのは、小選挙区制度で、この京都1区から、風穴を開けようという訴えだと思います。候補者として全力を尽くします。大きなお力添えをよろしくお願いします。ありがとうございました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/07/09