今日は祇園祭・宵山-祭をささえる「保存会」の方々と懇談
今日は、祇園祭が最高の盛り上がりとなる『宵山』である。平日にもかかわらず、
京都市内は多くの観光客でごった返していた。
写真右は、『菊水鉾』(四条通室町上る菊水鉾町)の前で、中京区選出の原田完・府会議員とご一緒にパチリ。
祇園祭を支えているのが、地域の住民でつくる『保存会』の皆さんだ。
『菊水鉾保存会』の川塚副理事長は「年間の維持費だけで大学の授業料4人分。
町全体で道楽息子4人を養のうてるようなもんです」と語っておられた。
解かりやすい比喩で述べているが、実際はもっと大変な事だと思う。やはり歴史ある祭りを自分たちが支えているんだという
「誇り」があるからこそ祭りが続けられているのだ。皆さん方のご努力にあらためて敬意を表したい。
写真左上は「船鉾(ふねぼこ)」(新町通綾小路下る船鉾町)の上で、 西脇府会議員とパチリ。
『船鉾保存会』の丸橋博之・理事に案内してもらい、「この鉾の本体はこの町に『蔵』があったおかげで、蛤御門の変
(はまぐりごもんのへん)でも戦火に遭わずにすんだ。車輪だけが焼けてしまって、120年前に『新調』したが、
そろそろガタが来ているので新しくする予定だ。赤樫という特別に堅い木で、1輪で約150万以上、4輪で600万以上かかる、
いろいろと頭が痛い問題だ」と語っておられた。
今日はこのほかに「伯牙山(写真右)」(綾小路通新町西入る矢田町)や、岩戸山
(新町通高辻上る岩戸山町)、保昌山(東洞院通松原上る燈籠町)等を訪問、いずれの場所でも「保存会」
の皆さんからご丁寧に案内していただき、貴重なご神体を見せていただいたり、歴史の勉強をさせていただいたりと、
大変充実した一日であった。
明日は「山鉾巡行」だ。今日は紹介しきれなかったお話も含めて、明日続きを書きます。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/07/16