夏の終わりを感じつつ-「夏まつり」と「地蔵盆」
昨日と今日の京都市内は、気温も涼しく、昨日の夕方に一時的に雨が降ったことに目をつむれば、ずいぶんとすごしやすかった。そろそろ夏も終わりにちかづいているのだろう。
昨日の夕方「私学助成をすすめる会」の皆さんとの懇談の後は、京都市中央卸売市場の「夏まつり」に参加。
去年は広い駐車場を使って屋外での開催であったが、今年ははげしい夕立が降ったこともあり屋根つきの場内での開催。会場内を歩いていると、内田会長や池本副会長らとお会いすることができ楽しく歓談、下京区選出の山中わたる・市会議員、西脇いく子・府会議員もご一緒にパチリ。
京都全魚類卸協同組合の理事長でもある池本さんからは「政府の出した漁業に対する原油高騰対策はとんでもない!市場軽視もはなはだしいし許せない」とのご意見が寄せられた。全く同感だ。
本日の午前中は、上京区の仁和学区で地蔵盆の会場を巡ってあいさつ回り。
上京区選出のくらた共子・市会議員、さこ祐仁・府会議員とご一緒に。
地蔵盆とは地蔵菩薩の縁日である8月24日に向けて、その宵縁日を前後しておこなわれるお祭りで、街角の路傍にあるお地蔵さんにお供え物をしたり、化粧をするなどして祀る。
京都や滋賀、大阪など関西では盛んで、特に京都の中心部は「町内」の範囲が狭いので、歩いているとそれこそ数十メートル単位であちこちで開催される。
写真左は「数珠回し」といって、地蔵の前で僧侶の読経にあわせて、直径2~3メートルの大きな数珠を回すというもの。回すのに飽きた子供たちが輪の中に入ってはしゃいだり数珠を反対方向に引っ張ったりと大騒ぎしながらにぎやかなこと(笑)
地蔵菩薩は子供の守り神として信仰されており、地蔵盆の主役はなんといっても子供たちだ。
地蔵に詣った子供達は地蔵の前に集まった席でお菓子を振る舞われたり、子供向けのイベントで遊んだりと、会場がそのまま子供達の遊び場となる。歩いていると町のあちこちで、子供たちがはしゃぐ声が聞こえてくるのだ。
学校2学期制で、明日から学校が始まるという地域も多いそうで、最後の夏休みを満喫しているようであった。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/08/24