CSテレビ『日テレNews24』に出演
昨日18日の夜21時より、CSテレビの「日テレNews24」の討論番組『闘論~TALK BATTLE~』に出演し、米証券会社大手のリーンマン・ブラザーズの経営破たんなど金融不安の問題や、社会保障の財源等を巡って討論をした。
リーマン・ブラザーズの経営破たん問題では、すでに昨年のサブプライム・ローンの破綻以来、中小企業に対する銀行の貸し渋りがおきていることを示しながら事態の深刻さを指摘し「(今回の問題は)実業ではなく投機マネーなどの虚業で儲けるやり方『カジノ資本主義』の末期的な破たんだ」と批判をした。
また、財源論の問題では、自民党の後藤田氏が「公平な税負担は、物品税的な形だ」と消費税増税を主張し、民主党の長妻氏が「浪費システムを政権交代でなくしたあかつきに、それでも足りないと言うことであれば堂々と国民に負担をお願いする」と述べて、消費税増税を競い合う立場を示したのに対し、私は「バブルの時代の2倍もの利益を上げている資本金10億円以上の大企業に、せめて10年前の税率に戻すだけでも4兆円の財源が生まれる」と主張し、大儲けをあげている大企業にこそ負担を求めるべきだと主張した。
番組終了後に、感想を問われて、時間が足りなかったこと、特に若者の雇用問題について触れられなかった事が残念であったと答えました。
本放送は、昨日の21時~22時に生放送であったので終わった後だが、再放送が明日土曜日の午前7時から放送されるので、CSテレビを見ることが出来る方で見逃した方は是非。
またCSテレビを見ることが出来ない方でも、この『闘論~TALK BATTLE~』は、インターネットでも動画配信をしている。(今回の写真はその動画からパソコンで取り込んだものです)
下記のURLで見ることが出来ますので、是非ご覧ください。
http://www.dai2ntv.jp/common/misc/kochi2/talkbattle/election/
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/09/19
コメント
自民党の後藤田議員が「消費税は公平なもので、庶民のためにある」と発言していたことに、よく「庶民のため」なんて言えたものだなと怒りを感じました。司会者が自民党ばかり当てたので、もうちょっと財源論について穀田さんに喋らせろと思いました。
しかしこの番組はどうしてご意見番に自民党の片山前参院幹事長がいたんでしょうね?自民党が二人いるようなもので不公平じゃないかと思いました。
投稿者: 山手四郎 | 2008年09月20日 01:00
山手四郎さん、メールありがとうございます。
消費税の議論はおっしゃるとおりです。
私はカメラを見ていないのでわかりませんでしたが、何度も手を上げたのですが、結局片山氏に振ったりでかないませんでした。
それで、最後の方で、グラフを出して説明をして”わかりやすく”の工夫もしたつもりでしたが。
これからさらに精進して頑張ります。
投稿者: 恵二 | 2008年09月23日 00:30