党首討論の開催と共産党の質問機会を要求(国家基本政策委員会理事会にて)
衆議院国家基本政策委員会は、本日(16日)、理事懇談会を開催し、22日に党首討論会を開催するという自民党の日程提案を協議しました。
私は、党首討論会いわゆるクエスチョン・タイムを開催すべきであり、その際に日本共産党の代表・志位和夫委員長に質問の機会を確保するよう、あらためて要求しました。
協議の結果、22日の党首討論は、民主党の小沢一郎代表の健康問題や本会議開催を主な理由にして開かれないことになりました。
日本共産党の質問機会確保については、自民党から「昨日の共産党との会談を踏まえ、議題としたい」と提案が行われました。この件については、各党がもち帰り、検討することになりました。
15日の、自民党と日本共産党の会談の経過は次の通りです。
一昨日、自民党国会対策委員長から党首討論開催の申し入れが日本共産党にありました。
昨日、日本共産党としては「賛成する」旨の回答を行いました。 あわせて日本共産党の質問機会の確保について申し入れを、市田書記局長と一緒に行ないました。(続きを読むに「申し入れ全文」 を掲載)
(写真左は、会談の模様)
その際、自民党側を代表して出席した細田博之幹事長、大島理森国会対策委員長、村田吉隆筆頭国対副委員長から、「趣旨を踏まえ、対応したい。国家基本政策委員会の理事会などでも少数会派が発言できるよう、わが党としても主張したいと」と回答がありました。
(写真右は、会談の結果を報告する記者会見)
続きを読むに申入れ全文を掲載
2008年10月15日
自由民主党幹事長 細田博之殿
日本共産党書記局長 市田忠義
党首討論の開催と日本共産党の質問機会の確保を求める申し入れ
安倍政権、福田政権と二代続けての政権投げ出しをうけて誕生した麻生内閣は、国民の信を受けていない三代目の政権となっています。
日本共産党は国政上の基本的争点を明確にする国会論戦を経たうえで、早期に国民の審判をあおぐことを求めてきました。
現在、衆院予算委員会に続いて参院予算委員会で補正予算案の審議が行われていますが、国政上の基本的争点を明確にするうえで、党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)もまた重要な機会であると考えています。
昨日、貴党の大島理森国会対策委員長からわが党の穀田恵二国会対策委員長にたいし今月22日に党首討論を開催したい旨の要請がありました。
日本共産党はこれに賛同し、是非とも22日に党首討論を開催すべきだと考えます。
その際、衆院国家基本政策委員会の委員であるわが党の志位和夫委員長に質問機会が確保されるよう強く求めるものです。
以上
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