西陣織会館に220人・山下よしきさんも応援に-上京区演説会
<昨日の続き>
記者会見終了後は、西陣織会館の6階会議室で上京区日本共産党演説会。220人が参加し、会場は熱気につつまれました。
写真左は、山下よしき・参議院議員。山下議員と私は、阪神大震災が起きた年に、
それぞれ衆議院と参議院で災害対策の委員をしていた関係で「震災の個人補償」を求める国会でのたたかいを二人三脚ですすめてきた間柄。
山下さんは「こくたさんを兄貴と慕う弟分として、なんとしてもこくたさんの応援をしたいと駆け参じました」と自己紹介。
その後、震災の個人補償を求めるたたかいや、後期高齢者医療制度廃止のたたかいなどを例に、入念に準備をされた原稿で 『こくたが動けば、政治が動く!』と、これ以上は望めないほどの素晴らしい応援演説をしていただきました。(よしきさん、 ホンマにありがとう!)
私は、株価が暴落するなど金融危機が広がる中「輸出大企業は、 労働者へのリストラと下請けへの単価切り下げ、大銀行は中小企業への貸し渋り、貸しはがしでこの危機を乗り切ろうとしてくるが、 これではさらに消費を冷え込ませる悪魔のサイクルにおちいる」と指摘。
今政治がなすべきことは何か?「雇用と中小企業に犠牲を押付けることを許さないと明確なメッセージを送ることです」と述べました。
具体的には①大企業の身勝手なリストラにストップを ②貸し渋り、貸しはがしを許さない強力な行政指導を行うことです。
大銀行を例にとると、三大メガバンク・グループ(三菱UFJ、みずほ、三井住友)の利益は1兆7千億円にのぼっています。
ところが払っている税金は313億円にすぎません。税負担率はたった1・8%なんです。中小企業がどれほどの税率か、
サラリーマンがどれほどの税率か?こんな優遇はありません。
だいたい、国民の税金で助けてもらい、利息は雀の涙ほど、一方中小企業には貸し渋り・はがしなど許せないではありませんか。
その上で「大企業にはこの間、儲けに儲けを積み上げて、218兆円もの内部留保がある。たった2.3%を取り崩すだけで、
全労働者に月1万円の賃上げが可能ナ金額だ」「今必要なのは雇用の安定と後期高齢者医療制度の廃止などの社会保障の充実で、
内需をあたためること」「大企業の儲けを庶民の暮らしにまわす政治に変えてこそ、この危機を克服することが出来る」
「経済政策を外需頼みから内需へ!大企業応援から家計を温める政治への転換を日本共産党の躍進で勝ち取ろう」と強調しました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/10/25