景気後退の影響は深刻-タクシー運転手と対話
<昨日の続き>
昨日の夕方、京都の玄関口・京都駅のタクシー乗り場前で、客待ちをするタクシー労働者に向けて宣伝を行いました。
規制緩和による過剰台数・過当競争、さらに金融危機による景気後退。タクシー労働者は、景気の動向に最も敏感な「景気ウォッチャー」と言われるぐらい、その影響をモロにうける職業です。
宣伝には、成宮まり子・京都国政委員長と、タクシー労働者が集まった「日本共産党・ハイタク労働者後援会」の皆さんが参加し、私が国土交通省に緊急に申し入れを行った内容を伝えるビラを配布しました。
タクシープールに進入するタクシーに向けてビラを差し出すと、ほとんど全員が窓を開けてビラを受け取っていただけました。日本共産党への「期待・注目」が高まっていることを実感しました。
私は、日本共産党以外のすべての党が賛成した『規制緩和』によって、運賃の自由化や台数増が進み、過当競争が起きて労働者の暮らしを直撃した事を指摘。「タクシーの安全を守るためにも、日本共産党とスクラムを組んで政治を変えましょう!」と訴えました。
いつもであれば、客待ちのタクシーが車道にハミ出して、1車線をふさいでしまう京都駅のタクシー乗り場ですが、昨日は観光客がピークを迎える11月の土曜日という事もあって、車道にまではハミ出していませんでした。「こんな光景は久しぶりに見たなぁ」という印象だったのですが、運転手さんたちに言わせれば「この観光シーズンのど真ん中で、これだけのタクシーが客を待っているという状況が異常事態」とのこと。
「生活できるようにして欲しい」という切実な声や、「共産党に期待している」との声をかけていただきました。
| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/11/16
コメント
久しぶりに書き込みします。
まずはお詫びから。
以前書き込んだ時は、岩手の出身とは知らなかったとは言え、申し訳ありませんでした。m(_ _)m
仙台から同じ東北の人間として応援させていただきます。(^∀^)ノ
で、タクシーのひどい実態と言えば仙台も同じです。
友人のタクシードライバーの話を聞くにつけ、すべての元凶の『規制緩和』に怒りを覚えます。(;`皿´)
やはり、政治の中身を国民の為のものに変えなければ駄目なんだな、と感じます。o(^-^)o
でも悲しいかな、
このくにの大半の国民が、
政治を自らのものとは考えず、
自分たちとは関係ない違う世界のものと考えるフシがある、
そんな気がしています。(>_<)
国民自身がもっと政治に感心を持たなければいけませんね、
たぶん。
長くなってすいません。
またお伺いします。
それではまた。(^o^)/
投稿者: 遠藤好浩 | 2008年11月17日 23:04
遠藤さんお久しぶりです。東北・岩手と言っても水沢(今は奥州市となっていますが)ですから、昔風には伊達藩となります。近いでしょう。
タクシーの問題では、仙台がまさに大問題となっていたわけですから、大いに頑張ってください。
国土交通省への申し入れのチラシ=簡単にいえばタクシー政策です。
規制緩和を転換し、働く労働者を守っていく考え、規制の強化、累進性歩合給の廃止などの内容です。
タクシー労働者のほとんどの方が手に取り読んでいただきました。
多くの方々と語り合いさらに運動を進めていきます。
これからもよろしくお願いします。
投稿者: 恵二 | 2008年11月20日 20:41