宇治市長選挙・市会議員補欠選挙が本日告示
任期満了に伴う宇治市長選が本日告示・
12月7日投開票で実施されます。
日本共産党の前・市会議員で「21宇治市民ネット」代表委員の宮本しげお候補と、自民・公明・民主のオール与党が推す、
現職の久保田勇候補の他に、もう一人前・市会議員が立候補していますが、オール与党陣営と宮本候補との事実上の一騎打ちです。
争点は「悪政の継続か、それとも市民本位への転換か」
オール与党陣営の、出発式には自民党と民主党の国会議員が顔を揃え、地元選出の民主党の国会議員は 「共産党の市長候補は、後期高齢者医療制度の廃止を国に提言すると言っているが、これは全く無意味だ。国の制度で市政とは関係がない」 と言い放ったそうです。
今、後期高齢者医療制度を筆頭に、国の社会保障切り捨てで、国民の暮らしは苦しくなる一方です。こういうときに、
国に対してキッパリとモノが言えて、国の悪政から住民を守る防波堤になるのが、地方自治体の役割ではないでしょうか?
民主党の国会議員が言ったことは、要するに「国に対してモノを言うな、おとなしく従う現職の市長を応援します」
ということではありませんか。
「 お上の言うことに文句を言うな!」という発想です。
宇治市長の場合、それは住民無視の強引な市政運営として現れています。
地下水でまかなっていた宇治市開地区(ひらきちく)の上水道。ポンプの交換でおいしい地下水の水道を維持できるのに、強引に
「老朽化したので浄水場を廃止する」と宣言、住民と裁判になっています。
また、大久保小学校の敷地内に消防署を移転する計画。授業中にサイレンが鳴っては授業にならないし、
出動するにも不便な場所への移転ということで消防署の隊員からも猛反対。にもかかわらず強引に進めようとしているというのです。
後期高齢者医療制度・広域連合議会の議員として、後期高齢者医療制度廃止の先頭に立ち、開地区の浄水場の問題でも、 消防署の移転問題でも、住民の声にしっかりと耳を傾けろと市議会で奮闘してこられた宮本候補とは、全く対照的ではありませんか。
「今度ばかりは我慢できない」と、宇治市議会の社会議員団も「今度は宮本さん」と応援することに。 本日午後2時の小倉駅前には、多くの支援者がつめかけて「今度こそ市政の転換を!」と気勢を揚げました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/11/30