こくたが駆く

お金の心配なく学べる日本に!-学費ゼロネットの集会であいさつ

081215学費ゼロ  <昨日の続き
  昨日の朝、NHK日曜討論の放送終了後は、大急ぎで東京駅へ行き京都へ。昼食も車中で済ませて1時には京都へ戻りました。

  写真左は、京都府学生自治会総連合の皆さんが中心になって結成された学費ゼロ・ネットの学生さんたちが主催した 「学費ゼロ大集会」であいさつをしているところ。

  それにしても日本の学費の高さは異常です、私立大学では、130万円。 国立で80万円の学費国際的に高すぎる異常さです(私も3人の子をもつ父として、3人とも私立大学に行かせましたが、大変でした)。
  原因ははっきりしています、高等教育予算が少なすぎるのです。
  高等教育予算が国内総生産にしめる割合は、OECD(経済協力開発機構、30カ国加盟)平均の1・0%に対して、日本は0・ 5%で、最下位です。

  そのツケは家計に重い負担としてのしかかっています。高等教育にかかる教育費のうち家計が負担している割合は、 日本は53・4%にのぼっていますが、ヨーロッパ諸国はほとんど家計負担はありません。 学費ゼロネットの行ったアンケート(複数回答可) でも、学生の声で一番多かったのが「両親に大きな負担をさせて申し訳なく思う」という回答でした。

  貧困と格差が拡大する中で、高すぎる学費で、学ぶことを最初からあきらめたり、断念する若者が増えているのは重大です。 教育の世界に経済格差が持ち込まれることは許せません。お金の心配なく学べる日本にしなければとの思いを強くしました。

 学生の皆さんの一連の取り組みに心から拍手を送りつつ。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/12/15

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コメント

穀田さん連日お疲れ様です。私の息子も大学(私学)に行っていますが、新年度を迎えるたびに高い学費を払うのに頭を悩ませています。赤旗にも紹介してありましたが、卒業するころには500万円くらいの借金を抱えて、就職してから返済する学生もざらにいるなんてのは、どう見ても異常としか言えません。少なくとも私のころはそんな学生はいませんでしたから。雇用破壊もひどいですが、大学生の学ぶ環境も政治の力で抜本的な改善が必要だと切に思います。ところで今晩の(正確には昨晩)BSテレビじっくり見ました。普段あまり見ないので番組も知りませんでしたが、するどい突っ込みに的確に応えておられすごいと思いました。どれくらいの視聴率の番組かわかりませんが、近畿のほうでは高いのでしょうか?穀田さんも言われたように、いま深部では大きな変化が起こっている、自民も民主もだめ、そう思う多くの国民が今の政治を変えたい、と行動にうつせば、政治は大きく変わる、そんな思いがますます強くなってきました。私も引き続き頑張ります。

 前原さんお久しぶりです。奨学金が有利子になっているからですよね。ほんとうに腹立たしい限りです。
 学生の皆さんのアンケートに寄れば、一番回答で多かったのは、(ほとんど全員の声)学費が高いことで「家族に迷惑をかけている」というものなのです。
 こんな悲しいことがあるでしょうか!これほどまでに学生たちをこんな思いにさせる国があるでしょうか!
 だから政治を変えたいのです。
 さてBS11視聴していただきおおきに。関西弁仲間がトントン、トントーンとテンポ速い対談になりました。
 のりおさんもすばらしい方です。何の原稿もなし、対する私も作成した簡単なメモも見る暇一切なし。
 いやはや、勉強になった真剣勝負でした。いろいとご指摘いただければ幸いです。

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