ビートたけしのTVタックルの収録
ビートたけしのTVタックル「国民ブチ切れ寸前!!言わずに年が越せるか!! TVタックル 怒りの鉄拳スペシャル」に出演。
今日27日が収録でした。
スペシャル番組で二部構成でした。出演はビートたけし、大竹まこと、阿川佐和子、江口ともみさんがいつものようにしきります。今回は”
立会人”が4人。政治評論家の三宅久之さん、宮崎県知事の東国原英夫さん、コラムニストの勝谷誠彦さん、獨協大学教授の森永卓郎さん。
政治家は、一部が自民党から、島村宜伸、平沢勝栄、大村秀章の各衆議院議員、公明党から松あきら参議院議員、民主党から原口一博、
山井和則、国民新党から亀井久興の各衆議院議員と私が出演。
二部は、政治家は、自民党から石原伸晃両衆議院議員と山本一太参議院議員、民主党から長島昭久、国民新党から亀井亜紀子参議院議員、平沢、
山井、松の各氏と私は連続して出演。
1時から5時までの長時間収録です。放映は2時間半。しかも1時間近くは「政界時代劇」なるものが占める。今度わかったのだが、
出演者をなるべく平等に画面に出すことを良しとしているのです。
それで、「どうせなら1回キチンと喋れば良いか」とも思ったのですが、討論が始まると熱くなるタイプでのめりこんで行きました。
定額給付金のデタラメさ、雇用破壊について大企業が社会的責任を果たすべきことと1999年の派遣労働原則自由への規制緩和問題、
道路特定財源問題と地方財政の危機など発言したが、どう映るであろうか?
二部は、田母神俊雄自衛隊前航空幕僚長がゲストで出演しました。
ここでは、私は「政府見解に反する言動を幹部公務員が行うことは、どの部署にいようが許されない。
日本が侵略と植民地支配を認め謝罪した戦後政治の出発点と憲法を否定するものだ。問題は個人の発言のあれこれと違う。三つの問題がある。
①職務権限を使って、侵略の美化と憲法否定の教育体系をつくって、第ニ第三の”田母神”をうみだすシステムを構築したこと、
②自衛隊の海外派兵と一体のもの。海外派兵という憲法の枠を超えての行動という矛盾を突破しアメリカとともに戦争をすること、
③土壌をつくった政治の責任。イラクへの空自派兵が憲法違反と言われて動き出したなどの単純な話しではない。
田母神前空幕長は02年に既に統幕学校長で教育を担当、07年安倍首相が空幕長に任命。首相自身が、侵略戦争を美化し
「戦後レジームからの脱却」を唱えた。そういう後押しがこのようなことをうみ出している。」と述べ、自民党や公明党の責任を追及しました。
もう一点、彼の「論文」なるものが、たわいのないものであることを「彼が引用した秦郁彦氏が『論文というより感想文に近いが、 全体として稚拙と評せざるをえない。結論はさておき、その根拠となる事実関係が誤認だらけで、論理性もない』 と述べていることを紹介しました。(「朝日」11月11日付です)
この辺も削るとしたら、何のための議論か言わざるをえないと思います。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/12/27