こくたが駆く

NHK日曜討論に出演-定額給付金は白紙撤回し、国民の声を聞け

090118-1  本日、朝9時からNHKの日曜討論に出演し、麻生内閣の第二次補正予算案の審議の行方と定額給付金の問題、経済危機のもとでの雇用対策等の問題について、 各党の国対委員長と議論をしました。 

 私以外の出席者は、大島理森(自民党)、山岡賢次(民主党)、漆原良夫(公明党)、日森文尋(社民党)、糸川正晃 (国民新党) 、の各氏。

このブラウザではこの画像を表示できない可能性があります。 私はまず、第二次補正予算、とりわけ国民からの批判が大きい定額給付金の問題について、大島理森・自民党国対委員長が「定額給付金に批判的な世論があると言うが、世論調査でも、定額給付金が配られたら受け取るか?と聞けば、8割の人は『受け取る』と答えている」と述べたのに対し、私は「今すぐ、現金が欲しいと考えている方々が『役に立たない』と答えていることに与党は目を向けないといけない」と指摘し「目的がハッキリしていないことを国民が見抜いている」「消費税増税の予約付きだ」と述べて「白紙撤回以外にない」と、強調しました。

090118-3  そして「国会審議の基本は国民の声によく耳を傾けることだ。今からでも遅くない、参議院で公聴会を開きましょう」と提案しました。

  大島理森・自民党国対委員長や、漆原良夫・公明党国対委員長は「生活支援のための予算だ」「野党の皆さんは生活支援は必要ないのか」と言い訳をしましたが「生活支援に役立たないと多くの国民が見抜いている」と厳しく指摘し「公聴会ぐらい約束できないのか!」と詰め寄りましたが、大島氏は明確な返答を避けました。

  さらに、衆院でわずか2日で第二次補正予算案を強行したことを批判し、銀行への公的資金注入など大きな問題があり、しっかり審議する必要があると強調しました。

090118-2このブラウザではこの画像を表示できない可能性があります。 その後、補正予算の議論が長すぎると感じましたので、私は「雇用の問題に討論を移しましょう」と提起 。これには、自民党・大島氏から「司会者はあなたじゃないんだから!」とツッコミが入りましたが、司会の島田さんがすかさず雇用の問題に議論をスライドさせました。(おそらく、私と同じ思いだったのでしょう。これには、放送終了後の楽屋裏で『テレビ討論まで共産党さんに仕切られてるなぁ』と声をかけられました。実際の国会運営での日本共産党の存在感がおわかりいただけるエピソードかと)

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/01/18

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