こくたが駆く

大戸川ダム 計画中止を申し入れ

P1210024  1月16日の滋賀県議会本会議で、嘉田由紀子知事の「大戸川(だいどがわ) ダム(大津市)は、『淀川水系河川整備計画に位置付ける必要がない』」=(大戸川ダム中止)の意見が議決されました。

 19日、日本共産党滋賀県議会議員団の皆さんが上京し、国土交通省に対し、計画中止などを申し入れ、私も同席しました。 (写真左から、節木三千代議員、森茂樹議員団長、私、西川仁議員)
 この問題については、近くは1月13日の国土交通委員会で質問したところです。大戸川ダムの建設について、 国土交通省自らが諮問した淀川水系流域委員会の最終意見を待たずに知事意見を求めました。 その後流域委員会はダムに拠らない河川の整備の意見をまとめダムは不要の結論を出しました。また滋賀、京都、大阪、 三重の4知事が大戸川ダムは不要で合意し共同の意見を発表しました。今回滋賀県では県議会で知事意見を議決したのです。

 それにもかかわらず、国土交通省は、この「ダム不要」の意見をいまえだに尊重する態度を表明しよう賭していないのです。 改正河川法の「住民の意見尊重」という精神を投げ捨てるものと、滋賀県議団と私は厳しく指摘しました。

 

 

 あわせて、ダム建設を中止したとしても、地域振興の責任は果たすべきである。

 「県道大津信楽線の付け替え工事は、これまでも地元の地域生活に必要な道路や、防災上途中で止めることが不適当な工事」 として予算が付けられてきたし、地域住民の強い要望でもある。大戸川ダムを河川整備計画に位置付ける、位置づけないにかかわらず、 国の責任で完成させるべきである」と主張しました。

 また、かつて05年に近畿地方整備局自身が、「大戸川ダム建設中止」を一旦決定した際には、地域振興の予算は削らず、 継続していたではないか。知事がダム建設中止を決めたら地域振興予算案を削るというのは嫌がらせでしかない」と指摘しました。

 

| コメント (1) | トラックバック (0) | Update: 2009/01/22

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前回のTVタックルのエントリにつけたコメント三重投稿になって申し訳ありませんでした。

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