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たけしのTVタックルが放送-「労働者をモノ扱い、派遣法は改正すべきだ」

 090126タックル  昨夜放送の朝日放送系『たけしのTVタックル』皆さん見てくれはりましたか?
  私は、昨夜は両院協議会が深夜までおよび、結局昨日のうちに見ることが出来ませんでした。と言うことで、一日遅れの報告です。

  今回のテーマは「リストラ&大不況を乗り切れ! タックル景気回復サミット」と題して、 今大問題になっている製造業における『派遣切り』の問題や、定額給付金の問題が議論になりました。

  私以外の出演者は、政治評論家の三宅久之氏、獨協大学教授の森永卓郎氏、経済評論家の勝間和代さんが初出演。 国会議員は、自民党から衆議院議員の大村秀章氏、 参議院議員の山本一太氏、民主党の衆議院議員の原口一博氏の各氏でした。

 

090126タックル3

  番組ははじめに、年末年始に注目を集めた日比谷公園の「年越し派遣村」を取りあげ、経済評論家の勝間氏が「(派遣村の) 湯浅さんが500人救えるんだったら政府は5万人10万人救えるはず」「そのために国民の私たちが費用を出す、 増税するその覚悟があるのかという問題」と述べたのに対し、 私は大企業の内部留保金がこの4年間でどれだけ積み増しされたかを示すフリップを示し(写真右)「税金の問題と、 今首を切られている人たちの問題を一緒くたにしちゃいけない」「4年間で18兆円も内部留保金を積み増ししている」 「政治の責任と首を切った大企業の責任、二つがある」と反論しました。

090126タックル4   また、正社員と非正規社員の格差が議論になり、 2002年には5万人しかいなかった派遣社員2007年には45万人に増えたことを示すフリップをしめし 「派遣社員を常用の代替に置き換えているというのが実体だと指摘しました。(今回は、17日のホームページで書いておいた 『フリップ』が2種類ともちゃんと放送されました。 大事な場面をカットされるという嘆きをこちらのページで繰り返し書いてきたのが奏功したのでしょうか?)

090126タックル5  その後、 派遣社員の解雇規制をするべきだという議論には自民党の大村氏も含めて「法律違反はたださなくちゃいけない」と口々に出され、 森永教授が「(派遣社員は)完全にモノ扱いをされている」と述べたことを受けて、私は「派遣社員の給料は、 人事部じゃなくて総務課が『物件費』として管理しているのですよ。完全にモノ扱いという考え方が根底にあるから、 簡単に首を切れる。原則自由化にした99年以前に戻す必要がある」と指摘しました。 (この場面はご丁寧に字幕付きで放送していただけました)

 

  国会議員が4人と少なく、ゆっくり話すことができたのと、大事な発言はあまりカットされなかったこともあり 「昨日のは良い放送だった」と何人かからお声をかけていただきました。
  皆さんからのご感想もお寄せください。

 

| コメント (9) | トラックバック (0) | Update: 2009/01/27

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コメント

いつも読ませていただいてます!
「派遣社員がモノ扱い」されていることは、理解していましたが、管理が「人事部」ではなく「総務部が物件費」として管理している…!?ここまでは知りませんでした。
多くの国民に知らせないと と思いました。

 高橋さんメールありがとうございます。
 「物件費」って、まさに『モノ扱い』の本質を表していると、腹の底から憤りを覚えますよね。
 ほんまに多くの方がに知っていただきたいと思います。
 これからもよろしくお願いします。

穀田さん、お疲れ様です。日曜版にも大きく載りましたが福山のシャープ福山の派遣労働者(ほとんどが20歳代です)の解雇撤回・雇用確保、賃金補償を求める闘いがさらに広がっています。先月29日の彼ら(彼女たち)を激励する集会には100人くらいの会場を準備したところ、主催者の思惑を超えて150人が駆けつけ、立ち見が出るほどだったとの様子について本日参加者に詳しく聞きました。あまりの大勢の参加者に十数人参加した「彼ら」は「はじめは会場内によう入りきらんかった」とのことでした。無理もありません。なにせ彼らは人前で話すことに慣れていません。しかし彼らは「私たちはモノじゃない!人間だ」と立ち上がった訳です。「最後まで頑張りますので、支援よろしくお願いします」と挨拶し参加者から大きな激励を受けたとのことです。私も本当に参加したかったですが、こんな闘いが行われるとは一年前には予想もできませんでした。

 前原さん、お元気ですか。
 シャープ福山工場の闘いは1月18日付の日曜版で私も拝見しました。
 その時点では、「組合員が35名にのぼっている」と述べ、「1・5新年集会」の写真で紹介でしたね。
 今度は、激励する集会が開かれたのですね。ほんとうに嬉しいことです。
 全国で、闘いの狼煙があがっています。大企業の横暴に対してきっぱりモノを言い、社会的連帯で反撃の年にしましょう。
 
 

 前原さん、今度はこちらから。今日の「しんぶん赤旗」で、「シャープ福山工場“派遣切り”37人が労組」の記事が載っていますが、これですね。
 お一人おひとりの声が報道されて、非常にリアルで良かったですね。人前が苦手の…とありましたが、闘いが鍛えるんですね。前原さんのメールにあったとおりでした。
 それで嬉しくてメールした次第です。

穀田さんメールありがとうございます。実は昨日(5日)の会議で福山の全教の方に良い話を聞きました。「彼らの頑張りに逆に私たち大人が元気をもらっています」と言われました。そのことがあれだけの支援者が集まった理由だということでした。また「彼らが頑張っているのは人と人とのつながりがあるから」とも言っておられました。これからどういう決着になるのかは予断を許しませんが、彼らには「近頃の若い者は」と言うのは無縁のようです。なにしろ37名もの組合員をまとめる委員長も副委員長もともに若い女性。闘いに鍛えられて、きっと大きく成長することだと確信します。

 前原さん、いやー気づいていただきありがとうございます。前に、「闘いは若木を鍛える」などの言葉がありましたよね。諸団体のみなさん自身が励まされているのですね。
 もちろんおっしゃるように、今後の闘いは予断を許しませんが、「大義は我にあり」で、しかも「社会的連帯」という財産をもう既に得ているわけですし、団結を更に強め共同の輪を広げたいですね。

 「人事総務部・・・」さん、メールありがとうございます。
 私は、福祉雇用の充実が今ほど求められている時はないと思います。
 読みましたが、私にはチョット職の案内に見えたのですが。
 ぜひ、私どもの福祉分野における待遇改善の問題に関する政策もお読みいただければと存じます。

 「人事総務部・・・」さん、メールありがとうございます。
 私は、福祉雇用の充実が今ほど求められている時はないと思います。
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 ぜひ、私どもの福祉分野における待遇改善の問題に関する政策もお読みいただければと存じます。

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