団結・連帯の輪を広げよう
昨日の午後は、京都の老舗タクシー会社・京聯自動車の労働組合が実施した『第63回・団結もちつき交流会』
60年以上の歴史を持つ労働組合であり、私たちが学生の頃、京聯、帝産、都、
菊水といった運輸労働者のストライキ闘争の元祖です。会社が経営破綻をするも、労働組合の団結の力で経営を立てなおしました。
不況のおり、タクシー労働者の場合、一時間でも流したほうが水揚げがあがるといわれる中、みんなで集まって、
休日にこういう「もちつき大会」を開けるのも、労働者が労働組合に結集しているからこそ。まさに団結の力です
私もあいさつにあたって「今年は団結・連帯の輪をさらに大きくする年にしよう!」とご挨拶。
ちなみにこの「京聯タクシー」京都が舞台になるテレビドラマなどでは、たいてい『京聯』の車が使われます。 豆知識でした。ライトブルーの車です。
その後「シンポジウム・保育所はどうなる」に参加して、
国会報告をかねたご挨拶。
今、保育をめぐって、京都市が発表した「未来まちづくりプラン」への怒りが保育園の労働者の中に広がっています。
民間保育園への補助が5億円も削減される計画で、一つの園につき労働者の賃金一人分以上が削減される計算です。
京都市の計画もひどいですが、今保育を巡って国が進めようとしている『保育制度の大改革』もさらにひどい内容です。 単純な削減ではなく「新自由主義の考え方」を導入する内容で、すでに破綻が明らかになった「市場に任せればうまくいく」というやり方を、 保育に持ち込み、国や地方自治体の責任を放棄するものです。「今度の選挙で国の政治を根本的に転換させ、 保育制度の大改悪にストップをかけよう!」と呼びかけました。
100人を超える保育関係者の参加で大いに盛り上がりました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/02/12