こくたが駆く

西松建設の違法献金疑惑の解明に自民、民主は自浄努力を!

RIMG0034 憲政記念館の桜がとてもきれいです。

 思わず見とれ、パチリの気分でした。

 さて、国会はいつの間にか「ダンマリ国会」の様相を呈しています。「朝日新聞」は、「西松献金 だんまり国会」「自民・ 民主 質問なし」と皮肉っています。

 西松建設の違法献金疑惑は、国民の怒りと政治不信を呼び起こしています。特に、小沢氏と二階氏への献金疑惑は焦点です。二人とも 「知らぬ、存ぜぬ、詮索せず」の態度です。これは許されるものではありません。
私たちは、小沢氏が東北地方、地元岩手県で建設業界に圧倒的な力を持っている実態を以前から指摘してきました。1993年には、 参院で故吉岡吉典議員、衆院で吉井英勝議員が、胆沢ダム建設めぐる小沢氏の影響力の行使と、ゼネコン丸抱え選挙問題を国会で追及したのです。

 しんぶん赤旗は、西松の違法献金に関与した元幹部からの証言も得て、報道しています。(「しんぶん赤旗」3月15日号)  
 「小沢さんや二階さんの側は、『西松建設からの金とは知らない』といっているがそんなはずはない」とした上で 「二階さんは運輸族のドンとして、港湾・空港工事やマリコン(海洋土木会社)などに大きな影響力があった。それに期待しての深い関係で、 空港工事などを受注できた」と語り、さらに「東北、特に岩手では、小沢さんに邪魔されるのが怖い。うちはどうしても胆沢(いさわ) ダムをとりたかった」

 このような、深く大きい疑惑になっています。両氏が説明責任を果たさねばなりません。

 

 同時に、自民党と民主党は、政党として自ら国民の疑惑解明の声に応え、自浄努力を発揮すべきです。
 自民党総裁である麻生氏は「個別の案件はコメントしない」と述べていますが、任命した閣僚の疑惑です。 いつものように他人事ではすまされません。
 民主党も、「信じる」「一致結束」というだけで、党として対処しようとしていませんし、許せません。

 さて、公共事業の「口利き」疑惑が大問題になったとき小泉首相でさえ、一時ではありましたが公共事業受注企業からの政治献金は、 マズイと発言せざるを得なかったのです。
 2002年と03年に、民主、自由党、共産党、社民党の野党4党で、公共事業受注企業からの献金禁止法案を共同提案したのです。その際、 民主党の堀込征雄衆院議員が4党を代表して「公共事業受注企業からの政治献金は、いわば税金からの還流であり、政官業の癒着の温床」と、 提案説明を行ったのです。
 これらの言動ともいかに反しているかお分かりいただけると思います。

 


 

 

| コメント (4) | トラックバック (0) | Update: 2009/03/12

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コメント

厚顔無恥とはまさにこの自民党、民主党のためにある言葉ではないでしょうか!
こんなデタラメがまかり通る日本の政治変えるためにも日々の地道な赤旗拡大と総選挙に向けた指示拡大です!!
総選挙勝利に王道なし!

 ダルマパパさん、ほんまですよね!
 仙台でのゼネコン告発から始まったのが、西松建設の”隠し”戦術ですよね。いやはや!
 選挙勝利に、全党員の皆さん、後援会の皆さんの総決起で闘いたいです。
 念のため「支持拡大」では?

穀田さん、ご指摘のとうりです!
指示拡大 ×

支持拡大 †

麻生総理や中川ヨレヨレ元財務相の仲間入りでした(笑)

 ダルマパパさん。
 ご愛嬌です。私どもの場合の多くは、パソコンでの簡単なミスでしまいですが!
 麻生さんや酩酊さんは、国民の暮らしや営業のしんどさに「心を寄せる」ことが無いところが起点ですから。
 

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