企業献金廃止は法律が出来なくても自分の意思で出来る-鳥取・米子市で演説会
昨日の午後2時より、鳥取県・米子市の淀江文化センターで、総選挙勝利(中林よし子、岩永なおゆき衆議院比例中国ブロック候補)・米子市議補選(石橋よしえ候補)・伯耆町議選(幅田ちふみ候補)勝利をめざす日本共産党演説会がひらかれ、弁士として参加しました。
演説の冒頭、解散総選挙の見通しについて触れ「麻生内閣の支持率は1割台です。注目すべきは、支持率の低さもさることながら、不支持の率が8割から7割後半という高さ。ここに新しい特徴がある」と指摘、「政局は、きわめて流動的で不安定な局面に入っている。いつ解散・総選挙があってもおかしくない。来るべき選挙で、アメリカいいなり、異常な大企業中心で「国民そっちのけ」の自民・公明政治の中身を大本から変え、国民が主人公の政治へ大きな一歩をふみだそう」と呼びかけました。
続いて「いま一番問われているのは、あれこれの政策以前に、政党のあり方の問題」と切りだし、西松建設の不正献金疑惑について「西松建設は国が発注する公共事業で千億円近い受注をしている。国民の血税を還流させて食いものにしたということだ」「企業献金はあの手この手の抜け道を使って相変わらず受け取り、政党助成金も平気でもらう。こんな政党に、政治を語る資格はない」と、厳しく批判。さらに、小沢氏が最近「企業・団体献金献金を全面禁止する」と言及したことについて「法律がなくても自らの意志でできる。まず小沢さんと民主党が受け取らないと表明するべきだ」と指摘しました。
そして「企業団体献金を受け取らない日本共産党を伸ばし、この腐敗の根を絶とう!」と呼びかけました。
また、経済の軸足を『家計』や『中小企業』を応援する方向へ転換することや、『派遣切り』問題での日本経団連や大企業と懇談をした経緯にも触れながら「大企業に『モノを言える政党か』それとも『モノを言われる政党か』・・・経済危機にさいして、大企業を守るのか、国民生活を守るのか、そのことが問われている」と指摘、「道理と事実を持って大企業に堂々とモノが言えるのは共産党だけです。共産党を伸ばして政治の大本を転換しよう」と呼びかけました。
揃い踏みの写真は、左から幅田、中林両氏。私を挟んで岩永、石橋両氏。| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/03/22