こくたが駆く

ハンセン病療養所・国立療養所長島愛生園を訪問し懇談

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今日は、 岡山県瀬戸内市で演説会でした。 この演説会に先立って、ハンセン病療養所・国立療養所長島愛生園を訪れ、入所者自治会の役員や党支部の人と懇談しました。

石井ひとみ岡山県委員長、 武田英夫岡山県議、 島田清岡山地区委員長が一緒に参加しました。

 入所者自治会の高瀬重二郎会長(全療協長島支部長)は「国の方針で療養所の職員削減が進められ、 政府はさらに新しい削減計画を強行しようとしている。ハンセン病基本法の精神に沿って国の責任で職員を確保してほしい」と訴えました。

 また、年間一万人が訪れる「長島愛生園歴史館」についても国の施設と認め、運営に必要な予算の確保、学芸員の増員を求めました。 IMG_2576

               

 要請書をいただき、私は、「ハンセン病基本法に基づいて、国は新法の基本理念を生かし、 療養所における医療と介護の充実をはからねばなりません。基本法制定運動の際、皆さん方は『最後の闘い』 と命をかけた気迫の取り組みを行ないました。政府は成立した基本法の精神を踏みにじり、入所者をして、 またもや闘わざるをえなくさせています。この現状は許しがたい。 基本法の精神にのっとった対応をさせるため超党派で最後まで取り組んでいきたい」と述べました。

 自治会の皆さんの要請を受けたあと、私は、慰霊碑を訪れ黙とうしました。さらに、館内の放送で、 居住者のみなさんに訴えることが出来ました。

 党支部の代表である日野三郎さんによれば、「現職の日本共産党国会議員があいさつを行なうのは、寺前巌さん以来です」 と語っておられました。

 

 

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/04/05

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