TBS・CS「~国会トーク~ フロントライン」に出演!尖閣諸島、大阪地検特捜部問題を語る。
9月24日、TBSテレビ報道局の川戸恵子さんが主宰する「国会トーク フロントライン」に生出演した。
トークの中心は、尖閣諸島、中国漁船船長逮捕事件(ちょうど番組が始まる直前に、那覇地検から”釈放”の意向が発表された)、大阪地検特捜部主任検事の証拠改ざん・逮捕事件について、日本共産党としての臨時国会への対応などであった。
(再放送は、26日(日)0:30~1:00。TBSニュースバードで。 インターネットニュース「TBS News !」でも、土曜日から視聴可能。)
私は、海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件について、日本の領海で外国漁船の不法な操業を海上保安庁が取り締まるのは当然と述べた上で、軍事的対応ではなく、歴史的な事実と国際的な道理に基づいて平和的な話し合いに基づいて解決すべきだと強調した。
キャスターの川戸恵子さんは、「中国は領土問題であると声高にやっていますよね」と問題を投げかけた。
私は、1895年に日本領に編入し、歴史的には、この措置が尖閣諸島に対する最初の領有行為であること、そののち1970年までの75年間、外国からこれに異議が公式に持ち出されたことはないと説明した。「したがって(日本の領土であるという)国際的な了解を得る、そして中国にも事実に基づいて話し合いを進めることが大事だ」と 指摘した。
日本政府が尖閣諸島に領土問題はないとして退けている姿勢については、「退けると話し合いの緒はなくなる。領土にかかわる紛争が起きていることは事実なのだから、この問題で(積極的に交渉を進め)決着をつける良いチャンスだ」と主張した。
大阪地検特捜部の問題については、①検察捜査についての国民の信頼を根底から揺るがす重大な問題。②大阪地検は、えん罪と知りながら公判を維持し、論告求刑を行なったのではないかという疑念が生まれる。③組織ぐるみの疑惑だ、真相究明に全力をつくし、全容を国民に明らかにすべきだ。④自白を中心としたやり方をあらため、今こそ取調べの可視化を直ちに実行すべきだ。(大要)と述べた。
さらに、臨時国会については、①円高対策、経済危機突破のために ②沖縄県民の総意を尊重した普天間基地問題の解決に全力を ③衆議院比例定数削減という国民の民意を削るやり方をすとっぷさせる。以上の点で頑張ると述べた。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/09/25