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内閣法制局長官を特別補佐人からはずす政府の提案に反対!//Tokyo graffit 「特集・人生最高の本!映画!音楽!」 に掲載される

 衆院議院運営委員会理事会が昨日開かれ、 松野頼久官房副長官が、政府として、18日召集の通常国会冒頭から内閣法制局長官を政府特別補佐人から外す方針を示しました。

 民主党は通常国会において、 同長官を含む官僚答弁の禁止を柱とする「国会改革」関連法案の成立を強行しようとしていますが、今回の方針は、法改悪前に、実行しようとするものです。

 国会法の69条では、「内閣は、・・・両議院の議長の承認を得て、人事院総裁、内閣法制局長官、公正取引委員会委員長、公害等調整委員会委員長を政府特別補佐人として、議院の会議又は委員会に出席させることができる」としており、本会議や委員会に首相や閣僚らと同様に出席、答弁する義務を負っているのです。
 内閣法制局長官を外したのは今回が初めてです。

 政府はすでに、憲法解釈について、内閣法制局長官の過去の答弁にしばられず、「政治主導」で決めていくとの見解を示しています。内閣法制局長官を国会答弁から外すことの狙いは、民主党の特異な憲法観― 「国連の決定があれば、自衛隊が海外で武力の行使をおこなうことも、憲法上許される」という解釈を押しつけるもので極めて危険だと、私はこの間指摘してきました。

 私は、メディアの記者団に問われ、「まずやり方がひどすぎる。内閣法制局長官の答弁禁止の国会法改悪を『国会改革』と称して一方で提案している。民主党は本日、各党に対し、「国会改革」関連法案の要綱まで提示している。議会制度協議会などの議論を約束しておきながら、一方的に「法改悪」の内容を、政府の考え方で事実上実行するというやり方はまったく許せない。
 内閣法制局長官を、特別補佐人からはずす狙いは、内閣が自由に憲法解釈をおこなうということだ。憲法9条のもとで、自衛隊の海外での武力行使はできないという、これまで自民党政権ですら違憲としてきたものを、『合憲化』しようとする、非常に危険なものだ。」と述べました。

DSCN2471  Tokyo graffiti #064 「特集・人生最高の本!映画!音楽! に私の回答が掲載されています。 表紙に、「はなのすきなうし」の絵本が載っています。私の回答の一部です。(笑い)  編集部とのヤリトリで、最終はこのようにまとめていただきました。 その経過の中で、 私の最初に答えた部分を≪続きを読む≫欄に参考に掲載。私の映画の趣味などがわかっていただけると思います。

 好きな①本 ②映画 ③音楽 DSCN2474

 ~小学生の頃~  
  ①「はなのすきなうし」 
 「優しさ」と「自分らしさを大切に」と思いました。自分の子供たちにも買って一緒に“読み聞かせ”もした長い愛読書です。

 ②「禁じられた遊び」 亡くなった父が、最初に連れて行ってくれた映画です。最後の「ミッシェル」の言葉が印象的でした。「鉄道員」 とかチャップリンの映画は、いまでも忘れることができません。

 ③「赤胴鈴之助」 「弱い人には 味方する」(歌詞)“真空斬り”で、「我も我も主人公」とチャンバラに興じました。 ガキ大将と一緒に空き地での野球の三角ベースで遊んだ時代です。

 ~30代の頃~
 ①「点と線」 何度読み返したことか。「松本清張全集」 を読み漁り、推理小説好きになったのです。また、発刊された山本周五郎全集を買い求め、時代小説へ傾斜していきました。

 ②“寅さん”シリーズです。 この時期ほど映画館に通った時期はありません。小さかった子どもたちと家族そろって観賞し笑いごろげました。 全作品ビデオに撮ってあります。 

 ③「イマジン」 ジョンレノンの代表作。「平和のうちに…」と世界の平和を語った。惜しくも凶弾に倒れましたが。

 ~いま~

 ①藤沢周平の本。 時代小説にこっています。乙川優三郎、山本一力、 火坂雅志さんらをこの間愛読していますが有望作家が次々出ていますね。佐々木譲氏の警察小説も面白いです。

 ②「パイレーツ・オブ・カリビアン」 「シザーハンズ」以来、ジョニー・デップのファンです。 インディジョーンズなど活劇モノは大好きです。ロバート・デ・ニーロや、ベニチオ・デル・トロも良いですね。 

 ③「さとうきび畑」 ベトナム反戦運動の高揚、フォークソングの席巻は、大学4年生の頃でした。同級生の杉田次郎の 「戦争を知らないこどもたち」を愛唱してます。今青春を懐かしんでいるのかも。

 

| コメント (6) | トラックバック (0) | Update: 2010/01/15

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コメント

穀田さん、こんばんは。 記事を読んで穀田さんの本・音楽・映画の趣味、興味深く読みました。 母と読書傾向が似てるなあ、と思いました。 ですが、ですが、こういうヒトがもし、自分の父だったら、と考えると私にとってはナゼかきついな……ちらりと思いました。と、同時に自分の脳味噌の真っ黒ぶりが恥ずかしかったです。

 さくやさん、メールありがとうございます。
 母上と読書傾向が似ているとは、どの辺ですか?推理小説・警察小説(外国ものも好きです)と時代小説はこの頃、乙川優三郎などは好きです。とくに新しい書き手が次々と出てきているところに興味をおぼえています。
 家では、インディジョーンズ、ハムナプトラなど活劇モノを皆で楽しんでいますが、キツイですかね?
 子どもたちが幼かった頃から、チャップリンと寅さんを皆でビデオを見ました。
 次男坊が小さくて早く寝かせてビデオを見ていると、起きてきて「何で僕を除いて”家族団らん”しているの?」と保育園児が語ったことを「何でそんな言葉を知っているの?」と笑い転げました。

穀田さん、こんばんは。先日のなんだか間の抜けたような書き込みに、丁寧な返信をいただいてしまいあわててます。 母に読書傾向が似ているところは、佐々木譲さん、藤沢周平さん、などです。松本清張は小学時代に祖父の全集で楽しく読みました。他にもいろいろ書こうとは思いますが、返信にあわてていて考えがまとまらないのでやめます………。 ところで、明日は節分ですが、穀田さんは恵方巻は食べますか? いろいろあってそれどころではないかもしれませんね。 返信、本当にびっくりしました。ありがとうございます。

 さくやさん、メールありがとうございます。
 またゆっくり「書き込み」してください。
 明日の節分ですが、今年の恵方は「西南西」とか。”恵方巻”は、コンビニの陰謀かしらと思ったりして。
 私が、京都にいるときは、柊を玄関に飾り(いわしの頭はどうしましたかね?)、鰯を食べ(割合この魚が好きです)、豆を年の数だけ食し、連れ合いと撒き合い(ぶつけてるわけです)と外にまいたりしていますが。
                     こくた恵二拝

穀田さん、こんばんは。今回はきちんと(?)下書してから書き込みしますので、大丈夫(?)ではないかと思います。
私は寅さんシリーズ全編に漂う不気味な前向きさ、が理解できないないです。で、それを家にあまりいることができない(←これは勝手な推測)父に誘われて親子一緒に観る、というのはやはりキツいものがあります(チャップリンはともかく)。 私の個人的な感覚をこの場で書き込むのはどうかとも思いますが……申し訳ありません……。
それと、節分の鰯、ですがまるまる一匹を柊の枝に刺して飾る、のが正しいらしいです。

 さくやさん、いつもメールありがとうございます。 
 寅さんシリーズの感じ方はあなたのご自由です。
 あなたのお家では、”キツイ”のでしょう!私の家では、貧しいけれど家族揃って楽しむことが最大の喜びでしたので悪しからず。いまでも集まった時に、映画の鑑賞について、子どもたちから話題になるくらいです。
 それから、鰯の一件も、こだわっていることはありません。家族で楽しめれば良い、食べていくことがまず先決だったもので。
  

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