２１日に放送された「ビートたけしのＴＶタックル」（夜９時から、テレビ朝日）はご覧いただけましたやろか。
当初のテーマは「意地も矜持も恥もなし！！ 最高不幸政権の往生際！！」というもので、収録時には「八百長 方便 内ゲバ 何でもアリ！！土俵際政権の悪あがき」になり、昨日の放送では「小沢＆鳩山＆菅・マル秘分裂 耐え難い言葉の軽さ 沖縄VS北方領土の国益 逆ギレ解散」となっていました。菅内閣への国民の批判の声を反映してのことでしょう。

最初に菅政権の「土俵際」にかけて相撲の話題が取り上げられ、私は「スポーツなのか興行なのか」と問題提起しました。

さて、前回紹介した通り、出演者は、レギュラーのビートたけし、大竹まこと、阿川佐和子、江口ともみの各氏。ゲストとして政治評論家の三宅久之、ジャーナリストの大谷昭宏、法政大学の萩谷順の各氏。政治家は民主党の原口一博、自民党の小野寺五典、愛知県知事の大村秀章の各氏と日本共産党を代表して私ということで、まず、愛知知事選挙で何が問われたのかが議論になりました。愛知県知事選・名古屋市長選では、自民党と民主党が、河村たかし市長候補、大村秀章知事候補に対立候補を立てましたが、民主党の原口氏、自民党の小野寺氏は、河村・大村コンビを支援していた経過があります。彼らは、「国政は外交・防衛に特化して、地方は地方に任せる地方分権だ」などと、自らの２大政党の政治の行き詰まりから目をそらさせる発言をおこないました。私は、ズバリ、「自民党、民主党の政治の行き詰まりが本質である」と指摘しました。「議会も同じだ」という発言が大竹さんからありましたので、私は、議案提案権を活用し、住民の願いを実現する日本共産党の議員の姿も示しながら、大竹さんの指摘にあるように自民党・民主党がオール与党となり、「地方分権」といいながら地方自治体を国の下請け機関としている問題を批判しました。