こくたが駆く

「ビートたけしのTVタックル」(7月2日放映)事前報告

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「ビートたけしのTVタックル」収録の際、最初の話題になったのは、原子力規制委員会の問題でした。私は、まず東京電力の居丈高な「電力料金値上げのお願い」の“お知らせ”を取り上げた。(写真)

東電管内の家庭に配布されているもの。何と書いてあるか?「電力料金の値上げをお願いさせていただくことといたします」。冗談じゃないいま審議中だろう。さすがに指摘に気づいたか東電は、このチラシに申請中なる赤いゴム印を押している。「ひどい話だ」とスタジオの視聴者に水を向けると、一様に頷いて賛同の意を表明。

規制委員会法案は、政府・推進機関からの独立性も抜け穴だらけで、その上条文に「安全保障に資する」文言が民・自・公の三党合意で加えられたことは重大。原子力平和利用三原則に抵触、情報の隠蔽や軍事目的利用の危険を述べました。

 

 

 

生活保護の問題で、笹川堯氏が「日本の文化は“恥”の文化」との発言。私は、生活保護(受給)恥なのか?違う!『健康で文化的な最低限度の生活を営む』ことをうたった憲法25条に定められた権利である」と厳しく批判。

「活断層」の問題では、活断層についての新しい知見に基づく福井県を中心とした地図も提示して、原発立地の危険性を指摘しました。

原発立地自治体と交付金についても、その歪んだ仕組みと実態を指摘。再稼働めぐる大飯町の世論も「原発に不安」が60%を超えている事実を述べ、“原発ゼロ”の決断を行なってこそ、自然再生エネルギーへの転換と雇用、廃炉へと使い道を改める提起も行ないました。

さあ~どれ程、放映されますやら?何でも番組は二部構成で行ない、消費税大増税をめぐる“政局的”話題の討論を生放送で行うとか。

民・自・公三党合意による、消費税大増税が如何に国民の暮らしと景気・財政に破壊的な打撃を与えるか、国民の多数が反対している、参院での廃案をめざすことなどの議論が、今こそ必要なのではないか!

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/06/29

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