９日、衆院本会議開催。みんなの党、社民党、新党日本、新党改革、国民の生活が第一、新党きづな、日本共産党の７党提案の「内閣不信任決議案」が採決が行われました。８６名の賛同を得ましたが、残念ながら否決されました。自民党と公明党は不信任決議案の採決を欠席・棄権しました。自民党から７名の、民主党から２名の賛同者が出ました。

この不信任案は「消費税増税は公約違反である、国民の多くは消費税増税に反対しており、今国会で成立させるべきでない」との一点で、７党の７３名が提出した極めて重要な意義を持つもの。国会では消費税増税連合が多数ですが、国民の中では消費税増税ヤメヨが圧倒的多数です。

日本共産党を代表して志位和夫委員長が不信任決議案賛成の討論を堂々と行ないました。その中で野田内閣の５つの大罪を厳しく指摘しました。

①第一の大罪――民自公３党の密室談合で消費税大増税をしゃにむに強行
  ②第二の大罪――無謀きわまる原発再稼働の強行
  ③第三の大罪――オスプレイの普天間基地配備を唯々諾々と受けれる
  ④第四の大罪――日本を米国に売り渡すＴＰＰ参加への暴走
  ⑤第五の大罪――「政権交代」にかけた国民の期待を完全に裏切った
と全面的に、野田民主党政権と民自公三党消費税増税連合を糾弾しました。

（写真は、本会議後の議面集会で勢揃いして訴える日本共産党国会議員団。右から吉井英勝、赤嶺政賢、塩川鉄也、佐々木憲昭、笠井亮、私、志位和夫、高橋ちづ子、宮本岳志の各衆院議員。山下芳生参院議員。紙智子、田村智子両参院議員は写真からずれてます。ごめんなさい。）