ラグビー協会と共産党が懇談/ラグビーW杯日本開催など意見交換
日本共産党国会議員国会議員団が11日、
日本ラグビーフットボール協会の幹部と初めて懇談しました。
宮本岳志衆議院議員と私は、国会議員で構成する「ラグビー愛好議員連盟」の会員なのです。
この懇談を真下昇専務理事にお願いしていたのですが、ラグビー協会事務所を訪問すると、何と森喜朗協会会長(元首相)が、
私どもを迎えてくれるではありませんか。チョットしたサプライズでした。
(写真は、2019年のラグビーW杯の正式エンブレムを真ん中に記念撮影)
森氏は、「ラグビー愛好のお二人が来られるのに、協会会長が来ないわけにいかんでしょう」と、まずは大笑い、
和やかな懇談のスタートでした。
日本共産党からは、宮本岳志両衆院議員と広畑成志・党スポーツ委員会責任者と私が東京都港区の同協会事務所を訪ね、 協会幹部とと話し合いました。
今回の懇談は日本共産党から申し入れたもので、2019年に日本開催が決まったワールドカップ(W杯)への協力をはじめ、 友好的な雰囲気で意見交換しました。
私のほうからは、「『一蹴の地』碑(下鴨神社に建立されているラグビーの記念碑)が来年で100周年を迎えます。 ラグビーを盛り上げる上で、何らかのことを企画してはどうでしょう」と切り出しました。
森会長からは、「07年に、こくたさんから提起いただいたこと憶えています。検討していますよ」の回答でした。
さらに、私は、「同じラグビーを愛するものとして、政治に何ができるか率直に聞きたい」とあいさつ。
森会長はこれまでW杯が欧州や南半球の一部の国だけでしか開かれなかったことを指摘し、
「ラグビーをアジアや世界に広がるスポーツにするため、日本開催をその橋頭堡(きょうとうほ)にしたい」と意義を強調しました。
私も「日本のためというだけではなく、アジアという観点が大事だと思う」といわゆるラグビー強国と言われる、イングランド、ウェールズ、
アイルランド、スコットランド、フランス、イタリア(シックスネイションズ)と南半球のニュウージーランド、オーストリア、
南アフリカの国以外で、W杯の開催の重要性を確認しあいました。。
また真下専務理事はW杯開催に向けて、サッカーW杯日韓共同開催の教訓も踏まえ、 地方自治体や住民の協力共同を広げていくことの重要性を強調しました。
懇談では、2016年五輪から男女の7人制ラグビーが実施されることにも触れ、競技の普及と強化から、プロ化の課題、施設問題、 アジア諸国のラグビー事情まで、さまざまな分野に話が及び、日本共産党のメディアでも取り上げる問題まで、熱心に、 なごやかに話がはずみました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/11/12