残念!無念!京都市長選挙。951票差!(しんぶん赤旗2月20日)
残念・無念!の一語に尽きる。京都市長選挙は、951票差で、「刷新の会」中村和雄候補が惜敗した。固唾をのんで、開票を見守っていた。開票率九四%でさえ当選確実が出なかったほどの大接戦だった。
選挙の総括はこれからだが、はっきりしていることがある。自民、公明、民主のオール与党を向こうに回し、もう一歩いや半歩まで追い込んだこと。市民と日本共産党との共同にこそ未来があるという点に確信を持ち、次なる闘いに元気を出して挑むことである。
さて、政党間の力関係では、先の参院選挙で見ると、中村陣営1に対して門川陣営4なのだ。しかし新市長の門川氏は、得票率で四割を割り込み、支持政党の00割しかん獲得できなかった。
市政刷新の願いが市民の多数派だったことを示している。地元紙も中村和雄さんへの支持を出口調査から「無党派層から最も多い」「二十代からは最も多い」分析している。同じくテレビ局は、選択基準を「政策の内容」と答えた人の多数は中村和雄候補と報じている。
まさに論戦では、市民の暮らしの改善、不祥事の一掃、同和の特別扱いをやめる、高速自動車道の建設はストップするという訴えが圧倒したことを物語っている。
「市政刷新の会」代表の出口治男弁護士は、「人の和というものを身にしめて教えていただいた」と選挙報告会で訴えた。選挙戦を通じて「弁護士の会」、「宗教人の会」、「医師の会」をはじめ、これまでにない共同が広がった。この輪・和を今後に生かそうというのは皆の思いではないだろうか。
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