野党4党で廃止を訴え!(京都民報4月20日付け)
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨の「とげ抜き地蔵」に、野党4党の書記局長・幹事長、国対委員長が勢ぞろいした。
「お年寄りをいじめるな!後期高齢者医療制度は廃止せよ」の四党共闘街頭演説会だ。
高齢者の年金から、保険料の「天引き」開始を翌日に控え、中止・廃止を訴えたのだ。
折りしも、あまりの国民の怒りの前に、福田首相は、「説明不足を反省する」との記者会見を行なった。
宣伝の始めに「反省するなら制度をまず廃止しろ!」と、四党の若手議員が訴える。商店街の入り口でのハンドマイク宣伝に多くのお年寄りが集まって人だかりができる。「そうだ!そうだ!」の掛け声もかかる。
市田書記局長は、「昔の“姥捨て山”もひどかったが、今度はおカネは取って『早く死ね』と迫るのだからこれほどひどい制度はない。親不孝にもほどがある。自民、公明には人間の血が流れているのか?」「財源がないというが、大儲けしている大企業には減税、在日米軍には思いやり予算。思いやる相手が違う」と述べて拍手喝さい。終わって記念撮影の申し込みもしきりだった。
前座を務めた私は、「京都では『くぎ抜き地蔵』といって『苦を抜く』お地蔵さんがあります。初めて巣鴨の『とげ抜き』さんにおまいりしたが、庶民の幸せを祈る地蔵さんに変わりはない。この制度は実施されたからといってあきらめるわけにはイカン!世論を高めて廃止に追い込むまで頑張ろう」と呼びかけた。自民・公明の悪政にストップを!
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